財団製品チーム/キャンペーン

From Meta, a Wikimedia project coordination wiki
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コミュニティ・コンテンツのキャンペーン

ウィキメディア財団のキャンペーン製品チーム(※)とはウィキメディアのキャンペーン類の体験向上に取り組みます。当チームの創設は2021年で、製品部門に属しています。キャンペーンとイベントの主催者および参加者双方のニーズに特化します。キャンペーンのエコシステムを対象に、時間をかけて段階的に構築と改善を重ねる所存です。(※=Campaigns product team)

プロジェクト

以下に担当プロジェクトを紹介します。

  • イベント参加登録:オンウィキ用ツールとして開発、主催者のページ内に「登録する」ボタンを置けるようにしました。登録関連の課題解決として次のように機能が他にもいくつかあります。参加者が非公開で参加登録できる選択肢、参加登録した人に自動で発信される確認メール、先行するツールのプログラムとイベント・ダッシュボードとの統合、その他。
    • 現状:メタウィキに公開済み。2つの機能を仕上げる最終段階ですので、間もなく公開の予定。
  • イベント発見:このプロジェクトでは編集者向けのツールの開発もしくは既存の改善を目指しており、編集者にとって各種ウィキで実施されるキャンペーン・イベントを探しやすくします。仮説では、偶然にもイベントのことを知った編集者が増えていくと、波及効果でイベントに集まる編集者が増え、そうなると影響力の大きなトピックを扱う記事の件数が増えるだろうと予測しています。
    • 現状:調査と探索の段階。

業務はまずこれらのプロジェクト唐取りかかる計画で、主催者の皆さんとの協働から学ぶことに期待しています。

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事務局時間

製品チーム:成り立ち

2021年7月に財団はキャンペーン主催者と参加者のニーズに特化したキャンペーン製品チームを立てあげました。当チームは主催者のニーズを吸い上げソフトウェア開発により、運動戦略の認知度にインパクトを与える話題を介して、ウィキメディアコミュニティが鍵となる知識のギャップに取り組み、新規参加者を呼び寄せる活動やプログラムを明らかにします。

私たちの目的はイベント開発によりキャンペーンやイベントの主催者を補佐し、参加者の関与を自立した編集者へと伸ばして、ウィキメディアのプロジェクト群で寄稿者として参加を続けてもらうことにあります。私たちのソフトウェア開発は主催者のため、参加者がイベントを見つけるところから登録まで、イベント参加から運動の他のイベント予定の告知まで手順を補佐するツールに注力します。

運動に参加する主催者にはニーズがあり、新規の多様な編集者を対象に誘いかけ、ウィキメディアの運動に参加してプラットフォームに存在する知識の格差を埋めてもらうように調整し支援する手順が求められます(ウィキメディア運動取材者の調査をご参照ください。)ウィキメディアの歴史の大部分は、ウィキペディアあるいはウィキメディア・コモンズなどのプラットフォームでキャンペーンや編集大会を実施してきましたが、それを実現するツールはウィキメディアのソフトウェアと必ずしも融合していない上に、社会システムと、あるいはボランティアや定型団体が保守するツールと複雑に融合したものでした。ところが、それらのツールがもたらす対応策は、必ずしも新興でこれから伸びようとする文脈をうまく捉えたりニーズを汲み取ったりできず、主催者の経験値が格差をうみ、その点は運動が注力する知識の公平性で特に顕著です。(※=Movement Organizers Research)

製品チームはウィキメディア財団のコミュニティ投資(community investments)との連携により、活動助成金の募金、技能開発や提携関係づくりに向き合っています。キャンペーン主催の手順は複雑で、それを理解するには、主催者のWSLの文書をお勧めします。前述のその他のニーズに応じるため、キャンペーン・プログラムチーム(Campaigns program team)と連携しています。

担当者

チームの計画とビジョン

私たちのチームの描く将来像は、ウィキメディアのキャンペーン・イベントに役立つ堅牢で長期的なサポートの構築です。この実現には、「イベント・センター」と呼ばれるキャンペーン・イベント用のプラットフォームを設置する予定です。このプラットフォームには、主催者用と参加者用の面があります。主催者用はツールとリソースを揃え、影響力のあるキャンペーン・イベントの作成と管理に使えます。参加者用はウィキメディアのキャンペーンに有意義に関与できるよう、必要なガイダンスとサポートを提供します。このプラットフォームの詳細はまだ決まっていない点にご留意ください。(※=Event Center。)

全般としてこのプラットフォームの特徴は以下のとおりです。

  • モジュール化:機能を個別に扱ったり組み合わせたりでき、個別のウィキあるいはコミュニティに固有のニーズに対応。
  • 拡張が可能:新機能の追加は、当チームや他チーム、あるいはボランティアの開発者が担当して、しばらく先に実施の見込み。

最初にプラットフォームの主催者用の部分の構築に注力する予定で、現在は「主催者センター」と呼んでいます(注記:この段階で提示する機能名もこの名称も、今後、変わるかもしれません。)主催者センターの1番目のツールは登録設定の解決策です。時間の経過によりキャンペーンのイベント申請の上位を取り上げる予定です(以下の概念図をご参照ください。)この一覧は、ウィキメディア運動のあちこちで活動する主催者50件以上と面談調査をして決めており、加えて既存の研究調査の結果を詳細に調べました。

プラットフォームを参加者側から検討すると、その多大な重要性が認識できます。これを根拠に今後も検討を続ける予定で、まず主催者用に基本的な基盤を完成させます。

ウィキメディアのキャンペーンの改善に最も多く寄せられた要請 — キャンペーン主催者のフィードバックから

とうろくとは、このプラットフォームを積み上げる堅固な1段目ののブロックと見なしています。まずこれに立ち向かうと、その後のプロジェクト類にしっかりと作業ができるようになるはずです。その他の要請にどのような順序で取り組めば良いか、まだ見通せていませんが、予測範囲の道筋の例として、この図解を示します(下記ご参照)。

主催者センターと登録機能は将来のキャンペーン作業を積み上げるブロック

チームの業務計画の進捗や運動戦略の開発につれて展開する構想に伴い、このページの更新を重ねていく所存です。その過程で、みなさんへの情報更新は当チームのプロジェクトページをフォローするか、あるいはニュースレター購読をお勧めします。

エビデンス

運動では、主催者にもっと使いやすいツール類を用意してほしいというニーズがずっと前からありました。ウィキメディア財団(WMF)はイベントやキャンペーンをめぐり、連絡や実行の過程に明確な段取りを設けるため修正を続け(例えばイベント告知の一斉通知の改善やコミュニティ要望調査の機能など)、あるいは連絡その他の過程の各段階で欠かすことのできない要件(つまり指標ツール)を整えてきました。しかしながら、WMF にはイベント主催者や参加者の体験全体に系統立てて投資してきませんでした。

過去に行ったイベント主催者やプログラムに関する調査(Organizers and Programs)があり、各チームによるニーズ把握に活用します。参照した主な調査とは次のとおり。

関連の先行作業

特定のツールもしくはソフトウェアに先行の投資がありキャンペーン類を下支えしましたか? 以下にリンクを書いてください。

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