The Wikipedia Library/ニュースレター/9月-10月 2025年
この号の話題は #1Lib1RefNG、フランクフルト図書フェア、ウィキペディア図書館用アクセス・テンプレートに加え、定例としてニュース概報と図書館やデジタル知識に関わるコミュニティ関連の項目をお伝えします。
スポットライト:ナイジェリアで1Lib1Ref 2025 やってみたら
- 今号のスポットライトは、ウィキメディア・ナイジェリア利用者グループ(WUGN)からMeritkosyさん、 Halima Waziri さん、 Barakatさんが寄せた公式ブログ『ディフ』(Diff)の投稿に取材しました。
ナイジェリア版の#1Lib1Refキャンペーンは主催のウィキメディア・ナイジェリア利用者グループにより2025年版を迎え、グローバルな取り組みである#1Lib1Refの一環として、2025年6月1日から6月30日まで実施。当キャンペーンの目的とは、ナイジェリア全土の司書や図書館員、ウィキメディアンの皆さん、知識を大切に思う人たちのため、足りない典拠を追加するよう奨励することにあり、ウィキペディアにおける記事の質と信頼性を向上させようとしています。今年のキャンペーンでは、全国キャンペーンとコミュニティ主導のエディタソンを併設し、2つの主要イベントとしてオンラインの事務局時間、対面型研修セッションを組み合わせました。それぞれのネットワークを持っているアブジャやゴンベ、アナンブラやイモなど複数の州では少額補助金(Micro Grants)を申請し、受給したコミュニティは地域の皆さんの参加を実現しました。 アウトリーチ・ダッシュボード(Outreach Dashboard)で結果を確認してください。
1Lib1RefNG 2025 キャンペーンでは、ナイジェリア人の編集者に出典を追加してもらい、ウィキペディアの信頼性を改善するよう働きかけるのに成功しました。技を競う構造と実践的な研修をおりこみ、全国規模のコラボを展開したおかげで、司書や図書館員、ボランティアの皆さんが協力して実現するインパクトが知識の運動にもたらすさまざまなものを実例として見ることができました。
フランクフルト図書フェア
この10月、ウィキペディア図書館チームは ウィキメディア・ドイツ協会(英語版)の皆さんと共同でフランクフルト図書フェア(ドイツ、Frankfurt Book Fair)にふたたび出展しました。既存の提携組織との面談、新規の交渉相手とも出会うことができて、図書館同士のパートナー関係をますます伸ばすよう努めています。会場で出会った出版社とは今後の数ヵ月にわたりフォローアップをしていく予定で、典拠へのアクセス性を高めたり、新規の書誌コレクションを迎える見込みです。
技術のヒント:ウィキペディア図書館用アクセス・テンプレート
英語版ウィキペディアに新規導入のウィキペディア図書館用アクセス・テンプレートを使うと、ウィキペディア図書館(TWL※)経由で閲覧した典拠へのリンクを生成できます(※訳注=The Wikipedia Libraryの頭字語)。このテンプレートの出力の表示は自動承認された利用者が対象で、記事名前空間(メイン名前空間)に限定されており、アカウント登録していない利用者の読書体験には影響しないものの、経験を積んだ利用者に対して、TWL経由でどんな典拠を閲覧できるか、伝わりやすくなります。テンプレート作者の Pineapple Storage(パイナップル・ストレージ)さんによると、「このテンプレートの狙いは TWL の利用者体験を少しでも改善したくて、せめて TWL へのアクセスを速くしたかったのです(同時に無駄な検索を減らしたかった)」。
Bytes まとめ
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