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ウィキメディア財団 年次計画/2022-2023

From Meta, a Wikimedia project coordination wiki
This page is a translated version of the page Wikimedia Foundation Annual Plan/2022-2023 and the translation is 85% complete.


ウィキメディア財団年次計画 2022-2023年度

運動戦略の物語の中心は「人」です。2030年までに自由な知識のエコシステムの重要なインフラとなる、という野心的な戦略方針を掲げました。このビジョンを共有する誰もが参加できるように、知識の公平性とサービスとしての知識を目指しています。

目指すこと

This year, the Foundation’s Annual Plan is anchored in the strategic direction of Movement Strategy, centering on the goals of knowledge equity and knowledge as a service. Our planning process began late last year with a listening tour trying to understand what the world, and the movement, need now. This led to work by Foundation leadership and staff between January and March 2022 to understand the organization’s current allocation of resources across Wikimedia projects, regions, language communities and audiences. We developed planning principles such as: looking outward, not only inward; trying to imagine two-way planning with our movement, not just one-way information sharing from the Foundation; and improving the Foundation’s own coordination, not having different teams disjointed from each other.

新年度は、新しいプロジェクトやイニシアチブなど多くのリストを展開させるのではなく、仕事のやり方を根本的に変えることにもっと集中することにしました。すなわち、現在行われていることの包括的なリストとして機能しないということです。ある分野については改善し、別の分野については中止し、あるいは既存のリソースをより重要な優先事項に再配分しながら、現在の仕事の多くは継続させます。新年度は、コンテンツの変化というよりも、メンタルモデルの変化が重要な年になるでしょう。あるものは減らし、あるものは増やすというように、行っていることを根本的に変える必要があるのは事実ですが、現在の仕事のやり方をより強固なものにしなければなりません。

これからの1年間は、4つの組織目標を掲げて前進していきます。最初の二つは、知識の平等とサービスとしての知識を促進するという運動の野心的な戦略的方向性に焦点を当てたものです。次の二つは、運動の組織統治と健全性、財団の業績と有効性を向上させるという内部的な働きに重点を置いたものです。

ウィキメディア財団 目標 2022−2023

  1. 知識の平等を促進する 集団的活動に、より強い地域的な焦点を当てます。
  2. ウィキメディア・コモンズとウィキデータを始めとする740以上のウィキメディア・プロジェクトに対する製品と技術サポートの優先順位付けと割り当て方法を強化することによって、サービスとしての知識への取り組みを深めることができます。
  3. 運動憲章、ユニバーサル行動規範、運動戦略の実施などの重要な優先事項を支援することにより、運動の統治と健全性を強化します。
  4. 財団の業績と効果を向上させます 翻訳/通訳サポートの改善、影響を評価するためのより有意義な指標の引き上げ、真のグローバルな職場環境をサポートする共有サービスの設計を行います。

また運動の実態(個人および関連団体)の関心は計画立案をもっと双方向に理解するよう努め、実行計画の共有だけでなく、こちらから他の人たちの計画にも質問ができるようにします。これを試したいとするとどんな人から興味が集まるのか、またどのようなアプローチなら共通の関心領域や優先事項を特定する上で最も効果的か見ていきます。

アプローチ

世界中のあらゆる組織や団体が、「プランニング」に対する哲学、アプローチ、そして一連の経験を有しています。あるものは、計画を立てすぎ、十分に反復していません。また、十分に計画を立てず、実行に苦労しているところもあります。「プランニング」に関する本、記事、ウェブサイト、ビデオは何千とあります。最終的には、どのようなフレームワークを使用するかにかかわらず、プランニングは、向かうべき方向を認識することと、目標を達成したり、野心的な目標に近づいたりするために人、過程、システムを前進させることのバランスを取る必要があります。

同様に、財団は過去に様々な計画アプローチを採用し、その時々の状況やリーダーシップ、必要性に応じてきました。新年度、財団中期計画の最終年度から、運動と世界の必要性に対応し続ける将来の枠組みへと移行する方法を試行します。

This begins with an intention to anchor our annual plan in the strategic direction of our movement. This requires us all to better define key concepts and what exactly they mean: what do we mean when we say ‘knowledge as a service’? What does ‘knowledge equity’ look like? How does this strategic direction inform the implementation and communication of current and future work?

ウィキメディア財団は過去3年で非常に急速に成長し – 2020年以降、200人以上の新職員が加わり、予算増額はこの1年で30%超でした。このようなことは2022-2023年度には続かず、成長を安定させるとともに、新しい資源が私たちの使命に最大の効果を発揮するようにしなければなりません。2022-2023年度予算は17%の増加を見込んでおり、そのほとんどはインフレやその他の対前年度比で発生するコストに当てられます。来年度の予算増額分は、他の運動団体(個人および提携団体)への資金提供28%、その内訳は助成金予算2.8百万アメリカドル、さらにウィキデータ用に2.4百万ドルを当てます。財団自体の予算の大部分は人件費が占めるため、リソースに関する最も重要な決定は、職員とチームが費やす時間と業績が対象です。

支出のうちプログラム系(76%)、資金調達(10%)および一般管理費(14%)の割合は、過去数年とほぼ同じです。

予算の内訳 2022-23予算年度
収入総額(利子収入を含む) 175.0
プログラム費用 132.8
資金調達 17.7
一般および管理 24.5

In the spirit of the wiki way, our plan is being presented as a long-form text document. It will be shared on-wiki in multiple languages with communities, board and staff. We hope this format will allow for more (and multilingual) engagement on substance and ideas, while also communicating complexity and nuance that may be difficult to achieve only through slides and spreadsheets.

We have identified thematic areas to guide our work for this year. In some areas, we have described challenges with proposed solutions, and in other areas we have defined experiments to simply provide a concrete starting point for new ways of working – within the Foundation and also with our communities and the world. We are focused on effective approaches to guide and change the way we plan and work this year.

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