Wikimedians of Japan User Group/Release 20260823
(この文書は2026年8月22日に日本語で作成された。この文書はCC-BY-SA4.0のライセンスで公開し、日本語以外の文書への翻訳を歓迎するが、翻訳文との間に相違がある場合は日本語で記述された内容を正とする)
Wikimedians of Japan User Group の2026年8月22日の声明
本文書は、Wikimedians of Japan User Groupが、先日フランス・パリにて開催されたWikimania 2026とオンライン空間において、当グループメンバーとほかの参加者との間で発生した会話に対し、声明を発表するものです。
まず、Wikimania 2026イベントを主催・主管されたWikimedia FoundationおよびWikimedia Franceの皆様に対し、今回のイベントの運営に際して最大限の努力を頂いたことに感謝申し上げます。
しかしながら、イベントの公式プログラム、また参加者同士の交流の中で、実際には英語の能力が十分でない参加者が参加しにくい雰囲気が形成されていたように感じています。
私たちWikimedians of Japan User Groupとその構成メンバーは、現実の国際会議において、主要に使われる言語は英語であると認識しています。また、現状においても各種翻訳ツールには能力の限界があり、しばしば誤訳を含むことも認識しています。しかしながら、言語の多様性を掲げるウィキメディア運動を具現化する場であるWikimaniaなどの国際会議は、本来特定の言語の能力の有無にかかわらず参加を歓迎するべきです。よって、今後当User Groupでは、言語の多様性を最大限尊重する国際会議の運営が行われることを望みます。
翻って、日本国内で様々開催される、ウィキメディア関連以外も含めたイベントの現状を見ると、日本語が事実上唯一の公用言語として開催されていることを認識しています。それが、結果としてネイティブレベルでの日本語の理解をイベント参加の暗黙の要件とするような状況になっているのではと感じます。今回の件を受け、ウィキメディア運動の理念を推進していく私たちWikimedians of Japan User Groupは、日本国内で開催されるイベントについて、今後言語に限らずあらゆる立場の方を歓迎する意思を表明します。また、イベントに参加される方に対しても、ウィキメディア財団のユニバーサル行動規範と友好的な空間の方針に基づき、あらゆる立場の方を互いに尊重し、互いにサポートしていただくことを望みます。
以上
2026年8月22日
Wikimedians of Japan User Group 代表代行 村上正記(User:VZP10224)