Training modules/dashboard/slides/12301-scheduling/ja

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日程の調整

イベント当日が近づくと、参加者が事前に準備できるように、日程案をオンウィキに公開することが重要です。参加者にとって便利な点は複数あります。a) イベントを途中で抜けたり、少し遅れて参加するなど時間の調整を考える。b) イベント中に何が行われるか、参加者と主催者の予測を揃える。c) 開催中に参照する定点を設ける。

一例として、開催時間4時間と仮定した場合のエディタソンの時間割のサンプルを示します。

  • 1:00 -- 初めの挨拶と概要の説明
  • 1:10 -- 専門家が主題のあらましを解説
  • 1:20 -- ウィキペディアの編集方法の解説
  • 1:50 -- 編集者がそれぞれ主題を選び、質問
  • 2:00 -- 小休憩、おやつタイム
  • 2:15 -- 記事を書く
  • 3:30 -- 作業の様子と、参加者の進捗をチェック
  • 3:45 -- 記事を書く
  • 4:45 -- 全体の振り返り、総括

このサンプルは途中で小休憩や作業の様子のチェックなどの時間を折り込んであり、主催者がその場で進捗状態を見て予定と対照したりイベントの効率を具体的につかめるチャンスを何度か作ってあることに注目してください。

また、編集の方法の解説の時間は、ごく短く切り上げていることも要チェックです。ウィキペディアは確かに構造が複雑だし説明したくなる要素は多いのですが、時間割のこの部分は短く抑えます。一方で参加者にとってイベントは投稿するチャンスであり、記事を書く時間を十分に使えるようにするためで、他方で何をどんなに解説しても、参加者が全員、基礎知識を備えていて解説の内容を理解できるとは限らないからです。