Translations:The Wikipedia Library/1Lib1Ref/Case Studies/13/ja

From Meta, a Wikimedia project coordination wiki

ヨーク大学では過去2年間、#1lib1ref キャンペーンが行われました。初年度に集められた図書館員やアーキビストは、それまでウィキペディアを編集したことがない人がほとんどでした。全員、ウィキペディアについて学ぶのを楽しんだものの、Citation Huntを使うと記事が脈絡もなく提示されるため、専門外の分野の記事に必要な参考文献を検討したり所在を確かめる作業はやりにくく、ストレスを感じる場面が多かったようです。例えば人文学の司書が化合物に関する記事に参考文献を追加しようとしても、どの情報源が最良か決定する難しさに何度も出遭いました。解決策としては、参加者の知識と興味に一致する記事が見つかるまでスキップし続けるしかありませんでした。しかし編集に時間の制約があったせいで、ウィキペディアにもっと多く貢献するには、時間をもっと効果的に使うことができたかもしれません。2年目には、ウィキペディアに参考文献を追加するために異なるアプローチを採用しました。この戦略により、図書館がかかえるその他のニーズを満たすという副次的な利点もありました。