User:Tmv/sandbox

From Meta, a Wikimedia project coordination wiki

(1)参加しておられるプロジェクト名と、そこで発生する問題行動に関して、もっとも深刻なものは何ですか?

参加しているプロジェクト名は日本語版ウィキペディア(ja.Wikipedia)です。最も深刻な問題行動は、荒らしや編集合戦などに例えられるコミュニティを疲弊させるなどの問題を持つ利用者ではないでしょうか。削除依頼で1人の利用者が削除に反対したために議論が異様に長引いたことは私の記憶の中ですぐ思い出せるものだけで2つあります(Wikipedia:ja:Wikipedia:削除依頼/神田有 | Wikipedia:ja:Wikipedia:削除依頼/県庁所在地一極集中)。他のウィキプロジェクトがどうなのかはわかりませんが、こういう事態はもっと減らした方が良いと思います。こういうことに利用者がエネルギーを使わずに済んだら。もしかすると日本語版ウィキペディアで管理する人がいないと言って結局実行に移っていない加筆大会定期化の案ももっとスムーズに議論が行われ、実行されていたかもしれません。

(2)対処するには通常、どのような手順をとりますか? ウィキペディアの方針に照らすだけで十分でしょうか?

方針に沿うだけではダメな場合もあるでしょう。利用者さんはみんな違う人間ですから、行動や性格ももちろん違います。ですから一つの方針という型にはめてきちんとなるかと言われれば、当然答えはnoです。このTemplateを見るとわかりますが「行動のルール」などと利用者の行動についてのガイドラインはたくさんあります。それなのにこのように投稿ブロック依頼が長くなってしまうのは、利用者の違いによって、依頼が微妙に違ったケースになってしまうからだと私は考えています。そういった意味で、ユニバーサルの規模になるとそういった部分について、対応がより難しくなるのでは、と思い、その部分が不安です。

(3)もしユニバーサルな行動規範が導入されるとしたら、どう思われますか?

ユニバーサルな行動規範の導入自体には、大賛成です。方針のないプロジェクトに、ユニバーサルな行動規範という方針を与えればローカルの方針が作られる前の無方針状態を防ぐことができます。ですが、プロジェクトにより(というより言語により)文化などは違いますから、ユニバーサル規模の方針は、最低限守るべきもののみを記載し、あとはローカルな方針にゆだねた方が良いかと思われます。

(4)何か気がかりなことはありますか?

上でも書いたように、ユニバーサル規模の方針となると、それが通用する利用者もとても増えます。つまり、ローカルの方針よりも柔軟性が問われるのではないでしょうか。そういった点にしっかりと対応できないと、このプロジェクト(ユニバーサルな行動規範)は失敗する、もしくはうまく機能しなくなるかもしれません。その点が少し気がかりです。

(5)ユニバーサルな行動規範 (UCoC) にぜひ反映したほうが良いことは何でしょうか?

方針を作る前の状態のプロジェクトにも機能するものですから、言葉の定義についての方針などをおもに反映すればいいのではないでしょうか。

(6)反対に、ユニバーサルな行動規範に含めないほうが良いことはありますか?

上でも書きましたが、ローカルで微妙に誤差がある方針などはわざわざユニバーサル規模で設定しなくていいのではないでしょうか。文化によっての違いというものがありますし、そこまできっぱりと決めてしまうとあるプロジェクトではない方が良かった、とか、あるプロジェクトではそれがあると問題が生じてしまう(プロジェクトの方針を大幅に変えなくてはいけなくなる)、とかいう事態が発生しかねません。とはいっても、現在とてもたくさんのプロジェクトがありますから、なかなか難しいかも知れませんが、できるだけ設定しないようにした方が良いのではないかと思います。