Communications/Resource center/Storytelling and messaging/ウィキメディアの物語をさまざまな観衆に伝える

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コミュニケーション・リソース・センター

ウィキメディアのコミュニケーションで知識を共有 — 追加をどうぞ!

コミュニケーション内容が報道されたり注目されない

問題/事例:皆さんは多くの努力を注いで記者発表資料をまとめましたが、どういうわけかその物語を公表した報道はありません。どうして? それから皆さんが聴衆の開発者の前で行った発表がありました。そのときは大成功だったのに、同じ物語を博物館の代表者たちと共有したところ、混乱させてしまい、理解してもらえませんでした。原因は? 街のあちこちで配布した招待はがきはどうですか。数十箇所もの場所で配ったのに、最初の編集に出席した新人編集者はほとんどいませんでした。 解説:皆さんが発進した情報を人々が受け取る方法はさまざまです。情報の受け手がどう解釈するか、皆さんは理解していたでしょうか。皆さんの物語の効果を向上させるツールはありますか? まず、だれに対して発信するのか、対象ユーザーグループ (en) に注目してください。

解決策:異なる視聴者間で予想される違いは何ですか? ウィキメディア運動では、私たちは言語コミュニティやボランティア提携団体、職員、報道機関、理事会あるいは資金配分委員会 (FDC) などの運動団体、寄付者、組織のメンバーなどをよく理解しています。これらの観衆 – そして他の一般の観衆 – は、皆さんが伝えたい主題について、持っている情報のレベルがばらばらかもしれません。人によって専門家だったり初心者だったりするかもしれません。主題の背景を知っている人もいれば、他の人には初耳でしょう。メーリングリストを読む人、主にオンウィキで情報に触れる人。ウィキのイベントに参加する人、ウィキメディアに関するすべての情報をマスコミから入手する人。手続きや文化的習慣または期待には、無数の違いがあります。観衆に対処する最善で唯一の方法などありません。主題、皆さんが対象とする利用者、皆さんのゴールや発信するチャンネルに依存しています。どこから始めますか? 対象ユーザーグループ (en)

  1. 皆さんは誰に向けて情報を発信したいですか? 情報の受け手が皆さんの主題についてすでに知っていることと、知らないことを考えてみてください。
  2. 視点の切り替え 今度はそれをさらに一歩進めて、対象ユーザーグループに「旅」をお勧めると想像してみてください。皆さんの情報は相手にどう届きますか? 皆さんの情報に期待される内容はなんですか? 読んだり見聞きしたら何を想像するでしょう (ただの推測でよいのです)。
  3. KISS、つまりコツは単純で明白、キープイットシンプル&ストレートフォワードです。(KISSにはほかにもいろいろなパターンがあり、下記を参照してください)。対象グループが「これなら知っているはず」とは考えないようにします。知らないかもしれないなら、それを説明します。短文で書き、説明のない頭字語(KISSなど)や複雑な単語(acronymなど)は避けます。できるだけ短く説明します。詳細情報はリンクにすると、読む人が集中しやすいかもしれません。
  4. 頼む ...人々にしてほしい内容を伝えます。情報を読んだり見聞きした後に皆さんの観衆に何かしてほしいことがありますか? コメントしてほしいならば、そう伝えます。オンラインでの行動を期待するならば、方法と場所を示します。特定の方法で関わってもらいたいならば、その手順を伝えてください。

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