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Grants:Programs/Wikimedia Community Fund/Rapid Fund/「日本語版ウィキ利用者グループ」設立のための初期準備 (ID: 22108889)/Final Report

From Meta, a Wikimedia project coordination wiki
Rapid Fund Final Report

Report Status: Accepted

Due date: 30 July 2023

Funding program: Rapid Fund, Wikimedia Community Fund

Report type: Final

Application

This is an automatically generated Meta-Wiki page. The page was copied from Fluxx, the web service of Wikimedia Foundation Funds where the user has submitted their midpoint report. Please do not make any changes to this page because all changes will be removed after the next update. Use the discussion page for your feedback. The page was created by CR-FluxxBot.

General information

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  • Title of Proposal: 「日本語版ウィキ利用者グループ」設立のための初期準備
  • Username of Applicant: Kizhiya
  • Name of Organization: N/A
  • Amount awarded: 4200
  • Amount spent: 3938.85 USD, 554777 JPY

Part 1 Understanding your work

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1. Briefly describe how your proposed activities and strategies were implemented

この 迅速助成金 の提案は、日本に AffCom 公認の初の ユーザー グループを設立する 14か月プロジェクトの、最初の 2か月を対象としている。2023年7月1日から2024年6月末までの、 12 か月分の部分は一般基金期間が充てられる予定。 5月8日から6月30日までのこの期間は、質的および量的調査の準備期間を主要な作業として計画した。 しかしながら、 メタウィキにユーザーグループのページを作成したところ、7月20日現在、参加者10人、および賛同者は1人(2名の名があるが、1名は参加者と重複)になった。私たちは参加してくれたメンバーが活躍できる場を早く作ることを重視し、グループの設立にリソースを使った。グループ名は『Wikimedians of Japan User Group 』に決定。日本語の正式名称は未定。 このユーザーグループの設立は、【大きな戦略】でもあった。組織が機能する状態に持っていくのは難しかった。たとえば、グループが「法律上、現在の日本での立ち位置」が何かを調べるのに何日もかかるなど。(現状では『任意団体』である)

参加者のうち、年長の3人が秘密情報契約(NDA)を結んだ。6月にオンラインミーティングを行い、Slackを導入することに決めた。この方法は私たちに合っていたようで、グループの運営が軌道に乗り始めた。

特に、営利組織のグループウェアや経理を担当する経験のあるメンバーの尽力が役に立った。元財団ファシリテーターのメンバーが積極的に自分の人脈を駆使して弁護士や税理士に話を聞いた。私たちはAffComにユーザーグループとして申請し、結果報告は7月末の予定。 ▶︎戦略2『調査』を行う準備 UG開始にリソースを割いたため、進捗が遅れた。担当者 が定量および定性調査、特に質的調査について書籍で学び、7月9日にメンバーのひとりに質問内容の検討を兼ねたインタビューを行った。7月下旬に、質的調査に関する最初の下書きを作成完了。財団の専門家にアドバイスをもらう予定。 ▶︎戦略3 戦略3(財団や他のコミュニティとのルートづくり) すでに、2023年2月末から3月にかけて、jaコミュニティの人たちに、「情報を受け取りやすい媒体」について、簡単な調査を行っている。(別紙参照) 私たちはメールマガジンを発行することにした。

メールマガジンの内容について

  • はじめの意図は、財団や他プロジェクトについて知ってもらうこと
  • まず日本語版コミュニティについて知ってもらうこと優先
  • 6月号は日本語版ウィキペディアの紹介
  • 7月号以降は、日本語版ウィキプロジェクトのなかでも小規模なできごとや海外版のニュースなども少しずつ紹介している。

2. Were there any strategies or approaches that you felt were effective in achieving your goals? Please describe these strategies and approaches.

▶︎個人での下調べと思考と行動、グループのメンバーのコミュニケーションの両方が必要。Individual preparation+thinking+action、 communication among members are essential. ▶︎それぞれ得意なこと(得意になりたいこと)をやってもらう。Each person’s strong area (wannabe field) would be her/his role. ▶︎ささやかな技能(本業ではないが、学んだことのある技能)およびその修得方法。▶︎習得方法の例『短期間の多読による独学』 ▶︎私(Kizhiya)は、デザイナーではないが、必要に駆られて、数年前にデザイン関連の本を、2-3ヶ月の期間に数十冊まとめて読んだ。今回ロゴの原案づくりに役に立った。もちろん専門家に敵うはずはないが、ささやかな役には立つだろう。また、日本では、『知識を習得するための本』が多数出版されている。 この方法は、ウィキメディアの参加者や編集者が得意なものではなかろうか。This method seems to work among Wiki contributors. ▶︎『ある程度の匿名性の確保』 日本ではインターネット上の活動において、顔や本名、音声の公開を好まない人が多い。ツイッターのアイコンで、みずからの顔写真を使用している人は、政治家や公の立場にある人、あるいは俳優などを除けば、非常に少ない。The majority of internet activities are done without one's face, real name, or voice in Japan. Exceptions are law-makers, public-officials, and actors on Twitter. ▶︎そのため、オンラインミーティングでも、カメラのミュートやチャットでの参加もOKとあらかじめ決めておく。So, online-meeting invitations should have “ok, camera-off, mute, chat-only” ▶︎ウィキメディア利用者名のみでのグループ参加も可能にする。Permissive for username only perticipation

3. Please use this space to upload media and other files that help tell your story and impact.


Field to type in URLs.

▶︎about Wikimedians of Japan User Group


https://meta.wikimedia.org/wiki/Wikimedians_of_Japan_User_Group/


▶about Mail-Magazine https://meta.wikimedia.org/wiki/Wikimedians_of_Japan_User_Group/%E3%83%A1%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%AC%E3%82%B8%E3%83%B3

▶︎Logo

https://docs.google.com/document/d/1651HnCHcDlln2O1RuVQbcjotIPo2q9kDkGTMNxte0cg/edit

▶︎other confidential documents https://docs.google.com/document/d/1eT8Q3lCaoOh2LPHef-O3dbC6-UFVbl4_qXas5lMRoVY/edit

4. To what extent do you agree with the following statements regarding the work carried out with the support of this Fund? You can choose “not applicable” if your work does not relate to these goals.

Our efforts during the Fund period have helped to...
A. Bring in participants from underrepresented groups Strongly agree
B. Create a more inclusive and connected culture in our community Agree
C. Develop content about underrepresented topics/groups Not applicable to your fund
D. Develop content from underrepresented perspectives Not applicable to your fund
E. Encourage the retention of editors Not applicable to your fund
F. Encourage the retention of organizers Agree

5. Is there anything else you would like to share about how your efforts helped to bring in participants and/or build out content, particularly for underrepresented groups?

「ユーザーグループを作る」と宣言したこと、それに対して財団が助成金を与えるという形で認めてくれたこと、それ自体が影響があったと思う。The flow from my declaration to create this user group, to WMF’s grant aproval seemed to have affected other contributors. 「過小評価されたグループ」に入れて良いかわからないが、グループメンバーの多くが、日本語版でもっとも有名なウィキペディアだけではなく、他のプロジェクトやメタウィキの参加者である。(他プロジェクトの立ち上げ者もいる)I’m afraid if this is about “underrepresented groups”: Though the most famous Wiki project in Japan is Wikipedia, many members contributes to other Wikis. (at least a member is the one who established one of Wiki-projects in japanese language)

Part 2: Your main learning

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6. In your application, you outlined your learning priorities. What did you learn about these areas during this period?

▶︎ユーザーグループ設立において学んだこと ▶︎▶︎ 営利企業であろうと非営利団体であろうと、財務、税務の知識や経験が役立つ。事務能力。 ▶︎▶︎ 人脈、コミュニケーション能力もまた重要。 ▶︎▶︎ それぞれが得意なことをやる。 ▶︎▶︎ Slackはメーリングリストより役立つ。

▶︎個人での調査と思考/グループでの活動やコミュニケーションの両方が必要だが、人によってはこの切り替えが困難である。その場合、期間を決めて片方だけ交互に行う。

▶︎「質的調査」について学んだこと

▶︎私たちは自分たちが聞きたいこと、知りたいことがあるために調査を始める。この時、「自分たちの知りたいこと」を明確化し、言語化しなければならない。

▶︎質的研究では、以下の4つの位相を明確化し、各位相でどのような立場や方法を使用しているのか、意識して行うことが求められている。論文やレポートを書く際には、各段階を明記する必要がある。 位相は、下から上に行くほど根源的である。


1.認識論 Ontology 2.認識論的パースペクティブ Epistemology 3.方法論 Methodology 4.調査方法 Method

▶︎質的調査は、主観や認知バイアスによって簡単に、偏見に塗れた内容になりうる。要注意。

7. Did anything unexpected or surprising happen when implementing your activities?This can include both positive and negative situations. What did you learn from those experiences?

他のメンバーの知識、能力、実行力。特に、依頼せずとも他者の得意不得意を見分けて、ご自分が得意で、他の人が苦手なことを自主的に進めてくれていること、特に、若いメンバーの驚くようなマニアックな興味と知識、能力。(▶︎もう少し、自分も含め報告や連絡が必要かと思う。)

インターネットの時代に育った知的に早熟でマニアックな興味を持ったメンバーが数人参加してくれた。もし彼らがネットのない時代に生まれていたら、どうしていたかと想像する。もちろん一人で調べるだろうし、郵便などで同好の士の集まるサークルに参加していたかもしれない。 ネットのない時代の10代には「考えや調べたことを発表する」場は学校以外にはほとんどなく、あっても理解してくれそうな他人に読んでもらうのには時間が必要であった(私Kizhiyaはネットのない時代に育った。彼らほどマニアックではなかったが、興味を覚えた事柄の関連本を読みながら、ひとりで孤独感を覚えていたことや、何か書きたいのにフォーマットを作れず悶々としていたことを思い出す) ウィキプロジェクトは、そのような孤独さから、何かに興味を持った少年少女を早い段階で掬いあげる「場」になっているのかもしれないと気づいた。

8. How do you hope to use this learning? For instance, do you have any new priorities, ideas for activities, or goals for the future?

▶︎若いメンバーやコミュニティの人たちに、ESEAP 地域や世界中のウィキプロジェクトとの交流に参加して、自分たちの興味あることに役立てて欲しいし、逆に寄与して欲しい。なるべく彼らに自由にやってもらう方法を考える。 ▶︎年長者にも、若い人のためへの尽力以外に、専門家でなくとも自分の興味を追求する方法が欲しい。 私(Kizhiya)は、3-4年後にもユーザーグループを続け、その際にはコンテンツの地理的格差に取り組みたいと考えている。 ▶︎同時に、『世界のウィキプロジェクトの得意不得意』を知りたい。 ▶︎『招聘ウィキメディアン』制度の活用。 ▶︎学問分野ごとに得意なウィキメディアンがいれば、その人がどの言語を使っていようと、有料になっても、編集記事を翻訳する。(jawpでは、翻訳記事が「英語からの翻訳 」に偏りすぎている) ▶︎文系学問において問題になるのは、『検閲がある国や地域』をどうするか。

9. Documentation of resources: Use this space to upload any documents that would be useful to share with others (e.g. communications material, training material, presentations).


Here is an additional field to type in URLs.

https://docs.google.com/document/d/1oZFil0qANP5D_X9HFhqaHNhWCYYDJeHK6pKIfXQUTOg/edit


https://docs.google.com/document/d/e/2PACX-1vTeftXCvh_LElx6pBL79umqFWe0-3n55NhFcRtootZ5Qyldfz0Edho1smnvlePRW-FPFjbulQC3CgOq/pub

Part 3: Metrics

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10a. Open Metrics reporting

In your application, you defined some open metrics and targets (goals). You will see a table like the one below with your metric in the title and the target you set in your proposal automatically filled in. Use the tables to report the result. Use the comments column to describe any aspects of this result that you find relevant. If the results were different from the initial target (goals) then you can explain why and what you learned from this. You can also provide any qualitative analysis regarding these results. In the last column please describe the tools and methodology used to collect this data and any difficulties you might have had.

Open Metrics Summary
Open Metrics Description Target Results Comments Methodology
調査に関する本を読んだ冊数 2023年から2024年は、調査が重要な仕事になります。大規模な定量的な調査は専門家に依頼するにしても、当方にも知識は必要です。そのために、関連書籍を読みます。 10 8 量的研究の本を2冊、質的研究の概説書や方法論を4冊、聞きたいことのひとつ「モチベーション」「心理的安全」に関する本を各1冊ずつ、読了。

さらに読みたい本と論文は、質的研究方法論SCATに関する本および、日本語の論文を集めたJ-stage に並んだウィキペディア関係の論文。

self‐education by readings

読書による独学

財団および他プロジェクトのニューレター発行テスト 財団や他のプロジェクトのニュースや情報が、あまりに知られていません。メタに詳しい人から情報を得て、ニュースレターやメールマガジンといったフォーマットで、試しに日本語読者向けに情報の翻訳/編集を行い発行してみたいと考えています。 2 2 A questionari was done in Feb-March, which was “Which media is better to accept information” for ja-community.

A pilot version was created on the 23rd June via a Meta function. It has the option to choose, receiving on the discussion page or email.

6月23日に一括メッセージ機能とメーリングリスト(wikija-g@lists.wikimedia.org)を使い配信しました。会話ページでの購読者数は11名(現在は22名程度)。一方、メーリングリストの購読者数は3名と少ない状況である。 会話ページでの購読のほうが手軽であり、個人情報を教える必要性がないのが大きいメリットだと考える。It was distributed on June 23rd using the bulk message function and the mailing list (wikija-g@lists.wikimedia.org). The number of subscribers on the conversation page is 11 (currently about 22). On the other hand, the mailing list has only 3 subscribers. We believe that subscribing to the conversation page is easier, and the fact that there is no need to give out personal information is a big advantage.

手動。
N/A N/A N/A 25 これはメールマガジンの購読者数です。会話ページでの購読のほうが圧倒的に多い。

会話ページ:22名メール:3名

手動
N/A N/A N/A N/A N/A N/A
N/A N/A N/A N/A N/A N/A

10b. Core Metrics reporting

In your application, you defined targets for some core metrics and targets (goals). You will see a table like the one below with each core metric in the title and the target you set in your proposal automatically filled in. Use the tables to report the result. Use the comments column to describe any aspects of this result that you find relevant. If the results were different from the initial target (goals) then you can explain why and what you learned from this. You can also provide any qualitative analysis regarding these results. In the last column please describe the tools and methodology used to collect this data and any difficulties you might have had. Note: a table will appear for each Wikimedia project content contribution you defined in your proposal.

Core Metrics Summary
Core metrics Description Target Results Comments Methodology
Number of participants
Number of editors
Number of organizers
Number of new content contributions per Wikimedia project
Wikimedia Project Description Target Results Comments Methodology
N/A N/A N/A N/A N/A N/A
N/A N/A N/A N/A N/A N/A
N/A N/A N/A N/A N/A N/A
N/A N/A N/A N/A N/A N/A
N/A N/A N/A N/A N/A N/A

12. Did you have any difficulties collecting data to measure your results? This could include things like a lack of time or resources, or the expertise in your team to collect this data. It could also include difficulties with particular data collection tools.

No

12a. State what difficulties you had.

N/A

12b. How do you hope to overcome these challenges in the future? Do you have any recommendations for the Foundation to support you in addressing these challenges?

N/A

13. Use this space to upload any documents and provide links to any tools you have used that would be useful to understand your data collection (e.g., surveys you have carried out, communications material, training material, program and event dashboard link, project page on Meta).


Here is an additional field to type in URLs.

https://docs.google.com/document/d/1kjwoos-0vEewOfUnT4bFg4jg4l0MITwFV2LRR3PyzNY/edit

14. Have you shared these results with other Wikimedian communities (either affiliates, user groups, volunteers, etc., different to yours)? This can include things such as data and direct outcomes, lessons you have learned, or information on how to run or recreate your programs.

No

14a. If yes or partially, please describe how you have already shared them and if you would like to do more sharing, and if so how.


Part 4: Financial reporting and compliance

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15. & 14a. Please state the total amount spent in your local currency.

554777 JPY

16. Please state the total amount spent in USD.

3938.85 USD

17. Please report the funds received and spending in the currency of your fund.

17a. Upload a financial report file.


17b. Please provide a link to your financial reporting document.

https://docs.google.com/file/d/1LnHtwN7phm5z4VLU0p5ppOk-v2v5ksa2/edit?usp=docslist_api&filetype=msexcel

As required in the fund agreement, please report any deviations from your fund proposal here. Note that, among other things, any changes must be consistent with our WMF mission, must be for charitable purposes as defined in the grant agreement, and must otherwise comply with the grant agreement.

17c. If you have not already done so in your budget report, please provide information on changes in the budget in relation to your original proposal.

日本語ウィキ・プロジェクト参加者への意識調査を行えるように、専門知識を入手することが、申請時の私たちの大きな目標のひとつであった。 そのため、資料費が大きな割合を占めた。 しかしながら、予想より参加者が集まってくれたため、さらに大きな目標であったユーザーグループの設立に重点を移した。日本で組織を運営する具体的な方法を確立するために新メンバーが尽力したため、人件費などが増えた。

18. Do you have any unspent funds from the Fund?

No

18a. Please list the amount and currency you did not use and explain why.

N/A

18b. What are you planning to do with the underspent funds?

N/A

18c. Please provide details of hope to spend these funds.

N/A

19. Are you in compliance with the terms outlined in the fund agreement?

Yes

20. Are you in compliance with all applicable laws and regulations as outlined in the grant agreement?

Yes

21. Are you in compliance with provisions of the United States Internal Revenue Code (“Code”), and with relevant tax laws and regulations restricting the use of the Funds as outlined in the grant agreement? In summary, this is to confirm that the funds were used in alignment with the WMF mission and for charitable/nonprofit/educational purposes.

Yes

22. If you have additional recommendations or reflections that don’t fit into the above sections, please write them here.


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