利用規約/Creative Commons 4.0/法的注記

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CCライセンスバージョン4.0への更新

ウィキメディア・プロジェクト群は、人々が写真や文章などを合作・配布できるよう、クリエイティブ・コモンズといったフリーな著作権利用許諾を使用しています。クリエイティブ・コモンズのライセンスによって、作者は利用条件の標準セットのもとで万人に対して、自身のオリジナル創作物を使用することを許可できるようになっています。この付記は、ウィキメディアの標準ライセンスをクリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0 非移植からクリエイティブ・コモンズ 表示-継承 4.0 国際へアップグレードすることに関する現在の議論に合わせています。

経緯

利用許諾方針(2007年3月)のもとでは、ウィキメディア・プロジェクト群のテキスト等の媒体はフリーカルチャーのライセンスまたはそれと互換性のある使用条件のもとで利用できます。ウィキメディア・プロジェクト群の創設当初、コンテンツはGNU フリー文書利用許諾のもとで利用可能でした。2009年、CC BY-SA 3.0へ標準ライセンスが変更されましたウィキメディアの利用規約のもとでは各利用者は、このライセンスのもとで投稿内容を公開することに同意します。検討中の修正によってウィキメディアに利用規約における標準ライセンスが、クリエイティブ・コモンズ 表示-継承 3.0 非移植からクリエイティブ・コモンズ 表示-継承 4.0 国際に変更されます。

クリエイティブ・コモンズ 4.0について

クリエイティブ・コモンズ4.0は3.0と類似しており、全般的には同様の帰属表示および継承の要件が含まれていますが、何点か修正が追加されています。

さらなる詳細に関しては、クリエイティブ・コモンズが細部にわたる新ライセンスのガイドラインおよび詳細な4.0の変更点を公開しています、

ウィキメディア・プロジェクト群に関連する、ライセンスの変更点は大まかには2点に分類されます。

  • 平易な表現:クリエイティブ・コモンズ4.0はより明確な表現へと改定されました。クリエイティブ・コモンズ4.0へのアップグレードによって、より多くの人々にとってライセンス要件を読んで理解することがより容易になります。
  • より国際的:クリエイティブ・コモンズ4.0は慎重な検討過程を経てから複数の言語版に翻訳されています。クリエイティブ・コモンズ3.0では、公式訳ではなく国際版のみがありました。クリエイティブ・コモンズ4.0へのアップグレードによって、より多くの人が母語で公式ライセンスを読むことができるようになります。

ライセンスに対する法的な追加修正が何点かあります。

  • データベース権:新ラインセンスの利用規約はデータベース権にも適用されると明記しています。提出されているウィキメディアの利用規約への修正案では、こうしたデータベース権を放棄します(これらが存在しうる管轄区域においては)。下記の詳細をご覧ください
  • 帰属表示の変更:バージョン4.0では、帰属表示要件に数点修正があります。再利用者は、適切な場面ではURLで表示するなど、文脈上妥当な方法で帰属表示することができます。現在のウィキメディアの利用規約では、多数の著者がいるウィキページの帰属表示としてURLを使うことが認められており、4.0によって既存の規定が明確化されました。
  • 著作者人格権、プライバシー権、その他の人格権:バージョン4.0は著作者人格権、プライバシー権、およびその他の人格権を、クリエイティブ・コモンズのライセンスで公開するのに必要な範囲かつ法的に認められる範囲で、放棄することを要請しています。創作者は他の著作者人格権を保持し続けます。これによって、著作権以外のこれら追加的権利が人々の貢献に基づく共同作業に干渉しないことが保証されます。バージョン3.0と同様にバージョン4.0も作者の商標権に影響はありません。
  • ライセンス違反の是正機会:バージョン4.0では、問題を30日以内に是正すればライセンス下の権利が権利が復活します。ライセンスのこの箇所によって、再利用者が当初は十分な帰属表示を提供しなかったが、気づいてすぐに誤りを訂正する意思がある場合に、ウィキメディア利用者が対処することができるようになります。

付随的変更とそれによるウィキメディアへの影響に関して疑問があれば、こちらでの議論に参加してください.

アップグレードの手順

規約修正後、文章の変更箇所および新規投稿文はCC BY-SA 4.0でライセンスされます(Wikidataを除く)。ウィキメディア・プロジェクト群の共同作業の性質を考慮すると、変更箇所はしばしば新規投稿文のみならず、CC BY-SA 3.0で投稿された文章を含む他の利用者が以前投稿した文章をも組み合わせたものになると考えられます。

バージョン3.0の第4節(b)のもとでは、改変版は新バージョンのライセンスで公開することができます。

翻案物は、(i)このライセンス、(ii)このライセンスと同様の許諾要素をもつ後継バージョン、(iii)表示-継承 3.0 米国など、このライセンスと同様の許諾要素をもったクリエイティブ・コモンズのローカライズ版ライセンス(このバージョンまたは後継バージョン)、(iv)クリエイティブ・コモンズと互換性のあるライセンスのいずれかの利用条件のもとで、配布または公演できます。(強調は筆者による)

これによって、クリエイティブ・コモンズ 表示-継承ライセンスの後継バージョンの利用条件の下で投稿できます。言い換えると、CC BY-SA 4.0および後継バージョンとCC BY-SA 3.0に互換性があります。バージョン4.0を利用するように利用規約を修正した以後、記事は、ウィキメディア利用規約における帰属表示要件に従いバージョン4.0のライセンスのもとで利用できます。

データベース権の放棄

利用規約の改正案では、情報共有時の障壁を低いままにし続けるために、CC BY-SA 4.0が規定する潜在的データベース権を(適用区域において)放棄します。

一部の管轄区域ではデータベース作成者が、著作権を超える範囲の特定の権利を保有します。著作権で保護される資料がデータベースに含まれる場合は、3.0と4.0の両バージョンのライセンスによってすでに、この資料を利用できます。ライセンスをバージョン4.0にアップデートすることでさらに、著作権保護の対象とならないがデータベースの一部として保護される資料の使用も許可されます。クリエイティブ・コモンズは、ライセンスがデータベース権に適用されることを明確にするよう努めたのです。

特に、データベース権3.0 非移植ライセンスでは明確な規定がなかったという事実によって、それらの権利が認められる管轄区域では混乱が生じていました。バージョン4.0では、適用されるデータベース権をきちんとライセンス内で規定することによって、許諾者が明示的に除外しない限りはいかなる疑義も解消されます。また、データベース提供者がそれらの権利を明示的に許諾するときにCCライセンスを利用することができるようになりました

データベース権と著作権には注目に値する差異が何点かあります:

  • データベース権は全世界で適用されるわけではありません。たとえば、権利が認められる管轄区域以外で作成されたデータベースには適用されません。
  • データベースの使用許可は、データベースの全部または大部分を利用するときに必要であり、ごく一部を利用する場合に侵害にならないことがあります。残念ながら、データベースの「大部分」と「ごく一部」の相違は明確に定義されていません。

Wikipediaの投稿が全世界から来るため、データベース権の放棄によって、ウィキメディアのコンテンツの権利が国際的に一貫し、かつライセンスのバージョン3.0のもとでの投稿に対するウィキペディアの過去の権利と一貫していることが保証されます。それに加えて、データベースの利用規約と明確に適合しない、帰属表示や継承のような利用条件にしたがうときの潜在的な問題を回避することができます。

おわりに

最終的には、ウィキメディア・プロジェクト群が使用する著作権ライセンスによって、できるだけ多くの利用者が知識を共有して合作するのを容易にできるようになると信じています。クリエイティブ・コモンズ4.0へアップグレードすることで、ライセンス条項の容易な理解およびより国際的なアクセスが可能になることによって、作成者と再利用者の双方が恩恵を享受するでしょう。