ウィキは文学が好き

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バガバータに耳を傾ける Chaitanya Deva - ベンガリ語の歴史と文学
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Literature 文学とはいわば鏡となって私たちの内的世界を映し、生きる喜びをもたらしてくれます。現代のように忙しい毎日を送っていると、日々の雑事に追われてなかなか深呼吸をする暇がありません。ほとんどの人は何かしら目の前のことに追われ、他人を思いやるどころか自分自身を内省することもできずにいます。ほんのさっき、自分たちに、また身の回りで何が起きたのか、振り返る余裕すらなくしています。じわじわと時間に迫られ、しかたないと諦めています。人類を救うには、ただ心に刻まれる文学という白道しかありません。

体を休めて 心に栄養を与えるには、文学ほど適したプラットフォームはありません。詩歌、喜悲劇、小説、文豪が残した短編集、さらに現代文学も私たちに活力を吹き込んでくれるから、どうしても続きが読みたくなってしまいます。日常に追われる慌ただしい日々でも、心静かに意義のある人生を送る方法を教えてくれます。私たちの心が抱える闇へと、光を届けてくれるし、そのおかげで自己肯定感を取り戻したり、幸せな気持ちが湧いてきて満たされます。

文学は私たちの生活、人間の希望と願望、夢と現実、痛みと苦悩を反映し、こだまのように響きます。想いや感情、夢や思考はどれも、散文や詩、または戯作に描かれてきました。すべての国の文学は、その国民の生活や人生の機微、それぞれの文化と文明に固有の経験を反映しています。この世で最も優れた知能が提供せずにおれないものを読むとは、なんと豊かな経験でしょう! 私たちは、他人の人生をいくつも間接的に経験するから、現実にはありえないほど多くの人生を味わうわけです。私たちの心と視界を押し広げ、自分自身という枠を超えた境地へと招くのです。過去であろうと現代であろうと、自分自身とのつながりは切れません。

この「ウィキは文学が好き」(略号WLL=Wiki Loves Literature)の趣旨とは、例えばインド系の文学と著述家に関する無料の知識として、現在、入手可能な書籍など文書類をウィキペディアやウィキソースに、写真(可能なら著述家の肖像)をウィキメディアコモンズに増やすことにあります。当 WLL プロジェクトでは、より広範な種類のアウトリーチプログラムや知識の共有や関心を呼び起こすことをも検討し、文学、ウィキペディア、ウィキソース、ウィキメディアこもんす、さらにはウィキバーシティやウィキブックスへと皆さんを誘いたいと目指しています。このWLL プロジェクトの成功の勢いにより、ウィキメディア運動とローカルのコミュニティに注目を増やすという別の面もあります。

方式

1ヵ月にわたる執筆コンテストとして、さまざまな参加者からウィキペディア、ウィキソース、コモンズに貢献してもらいます。

プロジェクトの目標

当プロジェクトの総体的な目標とは、ウィキペディアに文学関連の記事を増やし、文化に関連のある知識を豊かにすること。標準の記事に加えて調査記事の作成まで含むことになります。後者は重要であり、現在のところ、ウィキペディアに調査記事の定形、標準もしくは安定した記事執筆の方針はまだないため、当プロジェクトにより、方針とガイドラインの手直ししてプロジェクトの指針とする予定です。当プロジェクトはウィキペディアとウィキソースの両方で行います。書籍ならびに著述家の写真も、貢献の一つです。

参加者は上に述べたように、編集初学者です。そこでトレーニングを用意します。編集の方法をどれくらい理解しているか、人によりバラツキがあるでしょう。そこでニーズを見極めながら、一連のワークショップを開く予定です。これらを通してウィキペディアの編集の基礎編と応用編、両方のタイプを実施します。また毎週末、仮想空間もしくは対面型で会合を開くことも検討し、それぞれの問題のその後を話したり解決したりする場を設けます。

プロジェクトの企画

プロジェクトの範囲

  1. ウィキペディア
  2. ウィキソース
  3. ウィキメディア・コモンズ

活動

ローカルのプロジェクトで関連のある記事を選び一覧を作ります。またウィキソースで作業が完了した書籍の記事を書きます。 編集初学者の参加を呼びかけ、研修を受けて質の高いウィキペディア編集を身につかでもらいます。ワークショップは2回以上、週末の会合も計画します。

スケジュール

  • 4月-5月:インド系と世界のコミュニティと連絡し、意見交換。
  • 6月:関心を示したコミュニティと連絡して、助成金申請をするかどうか協議。
  • 7月:イベント本体を実施する月、参加者は著述家や文学に関連する記事を新規作成もしくは編集、ウィキソースの記事の査読と妥当かどうか判断し、コモンズに画像を投稿。
  • 8月:報告書の作成とキャンペーン入賞者の発表。

影響

  1. 合計参加者数
  2. 新規作成または改善した記事の総数(状況を反映)
  3. ウィキソースの査読したページ数と妥当性承認済みのページ数の合計(状況を反映)
  4. ウィキメディアコモンズに投稿された画像の総数(状況を反映)
  5. ウィキメディアのプロジェクト群で使用した画像の合計(状況を反映)

リソース

  1. Wikipedia Asian Month|ウィキペディアのアジア月間
  2. Project Tiger|プロジェクト・タイガー

終了したプロジェクトの企画

  1. パンジャビ語イベント

Editions

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