フェミニズムとフォークロア2023
フェミニズムとフォークロアという国際的な執筆コンテストは、世界各地の言語版のウィキペディアで毎年2月と3月に催しており、その趣旨は世界のさまざまな地域にある民俗文化と民間伝承に現れる女性を文書に記す点にあります（Feminism and Folklore）。同じ趣旨のウィキペディア版を当プロジェクトとすると、対象的なウィキメディア・コモンズのプロジェクト「ウィキは民俗文化が好き」（WLF※）では、世界の民俗文化を視聴覚素材に記録しようと取り組んでいます（WLF＝Wiki Loves Folklore）。
当コンテストの基本的な趣旨とは、人類の文化の多様性を示す記事を集めて、それらを世界規模のフリーな百科事典であるウィキペディア、さらにその他のウィキメディア財団のプロジェクト群 に載せることにあります。今年は地球上の民俗文化に着目、ジェンダー格差の縮小を重視して、世界の提携団体や外部組織と手をたずさえていきます。
2019年以来、ウィキペディアで多言語のコンテストを続けるなかでプロジェクトはメタに配置しており、ウィキ間や言語間、プロジェクト間の協力を可能にして、グローバルなウィキラブ運動の真の側面を促進してきました。
当該の記事は主題に適合しており、つまりその地域に固有の祝祭や舞踏、衣食あるいは日常生活の習慣のいずれかを述べていて、ほとんどの利用者がテーマに近い複数の主題を読み取ることができる必要があります。応募者はおすすめ記事一覧から選んだり、主な課題と関連性があり男女格差の縮小に注目することを条件に、自分で話題を決める自由があります。
無形文化財と言っても 集団ごとに定義が分かれるため、注目点はコンテンツの拡充、文化間の対話とし、人生の生き方が異なっても相互に尊重しようと呼びかけます。さらにまた、文化の多様性という知識を利用者にもたらすことを目指します。
テーマ
今年、このフェミニズムと民俗文化 キャンペーンはウィキペディアと「ウィキは民俗文化が好き」（ウィキ・ラブ・フォークロア）コンテストを結び、ジェンダー格差という切り口でフェミニズムや女性の伝記、ジェンダーに焦点を当てた主題を取り上げます。
民間伝承 – 世界中のたとえば祭礼、民俗舞踊、民俗音楽、固有の文化的活動や伝統競技、民俗料理、民俗のファッション、物語や伝承、民俗劇、工芸品や民俗美術、民間信仰や神話など、その他も可。
民間伝承の女性 – 女性とクィアの人物で、民間伝承や民俗文化の以下の分野を対象とし、これら項目に限定されません。（民俗芸能の演者、舞踏家、歌手、音楽家、伝統競技の選手、神話に登場する女性、民間伝承と女性闘士、魔女、魔女狩り、お伽噺その他。）
日程
2023年2月1日 00:01（UTC） – 同年4月15日 11:59（同）
コンテストの規約とガイドライン
- 改訂拡張もしくは新規立項した記事は、3000バイトもしくは欧文なら300ワードとします。
- 低質な機械翻訳の出力による記事は選外です。
- 対象の記事の改訂拡張もしくは新規立項は、2月1日から4月15日までの期間とします。
- 記事の主題はフェミニズムと民俗伝承に限定します。
- 孤立した投稿記事は選外です。
- 著作権違反、著名性に問題がないことは必須条件であり、またローカルのウィキペディア方針に従い、必ず適切に出典を示してください。
- ローカルの調整役の皆さんには、ファウンテン・ツール上のウィキペディア・キャンペーンの設定をお勧めしています。ダッシュボード上にプロジェクトを開く方法もあります。
- もしローカルの主催者がファウンテン・ツールを設定しない場合は、集計結果に記事一覧を添えて、必ずメタウィキにある審査結果ページに投稿願います。
- ファウンテンツールの設定でお困りの場合は、support
wikilovesfolklore.org までお問い合わせください。
各賞
もっとも投稿記事数が多かった参加者への各賞（国際部門）（訳注＝単位USDはアメリカドル）：
- * 1等賞: 300 USD
- * 2等賞: 200 USD
- * 3等賞: 100 USD
- 入賞者に次ぐ上位10名： 各50USD
- あわせて、それぞれのローカルのウィキプロジェクトごとに、もっとも多作な記事にローカル賞を設けるかもしれません。詳細はプロジェクトのページをご参照ください
（授与する賞金はギフト券またはクーポンに限定します）
審査委員にお知らせ
審査の作業を完了させて結果発表を2023年5月15日〆切でお願いします。さもなければ皆さんのコミュニティは授賞対象から除外されます。