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プログラムとイベント用ダッシュボード
ウィキメディア・プログラムの管理と記録を1カ所で楽に。
基本
このツールにはどんな意義があるのですか?
ウィキメディア貢献者のグループがウィキメディアのコンテンツを共同で開発するとき、このツールを使うとグループ内の各人の貢献を報告します。SNSの到来により共通の関心事でつながる人々にオンラインの共同作業が広まり、また共有する活動の影響力を測りたいという望みも生まれています。このツールが生成する報告書は FacebookやTwitterの関係性レポートなど、他のSNSのプラットフォームでの報告書と同等です。
どのプラットフォームでオンラインメディアの開発に当たる組織も、実際にすべて、事業参加の影響の報告を期待しています。組織や個人がウィキメディアに専門知識を提供するよう奨励するには、影響の証拠とオンライン事業参加を捉える一貫した測定手段を備えていると有利です。このツールは報告書を生成し、前述のフィードバックを提供します。
このツールが想定する利用者とは?
ウィキメディアの投稿者のグループを支援し、コミュニティをまとめる人に役に立つツールです。
ウィキメディアの投稿者グループの一員で、グループとして成し遂げた成果を知ろうとする人もダッシュボードの閲覧に興味を持つと思われます。
グループに属さない人なら、ウィキメディアの投稿者が集まってどんなことができるか関心を抱き、ダッシュボードを閲覧する動機になるかももしれません。
ツールの機能は?
プログラムの主催者が「プログラム」や「イベント」の実例を設定すると、ツールの使用が始まります。イベントページの公開後、ウィキメディアの投稿者をグループに招待する主催者が、これに続いてツールと係わるかどうかは任意です。このツールは指示がある限り、グループの参加者全員からウィキメディアのプロジェクト群に寄せた投稿を追跡します。またどのグループの報告書も作成できます。
ツールが報告する指標とは?
このツールが報告できるのは、ウィキメディアのプロジェクトで既に公開された情報のみです。大量の公開データを迅速かつ自動的に処理できる利点があります。ツールがグループごとに報告する既定の指標は次のとおりです。
- グループ参加者のウィキメディア利用者名の一覧
- グループ参加者が投稿したウィキメディアの項目一覧(例えばウィキペディアの記事)
- 編集数 - ウィキメディアのコンテンツへの寄稿件数に相当
- ウィキペディアの新規記事の数
- 追加した文字数
- グループが開発したコンテンツへの読者のアクセス数
- ウィキメディアコモンズに投稿したメディアの一覧
ツールで作成した報告書の利用法は?
報告書の使い道の典型例として、グループの参加者と共有して、互いに達成した成果の総計を喜びあいます。
報告書はしばしば、支援組織の経営陣またはコミュニケーション担当チームが検討の対象にします。例えばウィキペディア・プロジェクトを実施する学校・大学では、指導者がこのツールを使用して部門長に報告書を提出し、学生の関与とプロジェクトの影響を示すことができます。学術機関や文化施設などの専門組織内にウィキペディアのプロジェクトを開設している場合、プロジェクト管理者はこのツールを使用して報告書を作成でき、その内容は自分のWebサイトあるいはSMS(ソーシャルメディア)のチャンネルから得る影響度レポートに匹敵します。
プログラムの種別はそれぞれ何を目的としていますか?
プログラムとイベント・ダッシュボードには次のようにプログラムのタイプが3種類あります。
- 共通コース
これは既定のタイプです。開始日から終了日まで参加した編集者がメインスペースのページで行った編集を追跡し、それを当該のウィキで追跡中のプログラムごとに実施します。またホームウィキが自動編集用に設定された場合、オンウィキプログラムページを作成および更新します(例はこちら)。既定では追跡したウィキのどの記事の編集もカウントし、プログラム主催者は特定の記事をフィルタリングでき、それには編集のあった記事ビューの*untrack*機能を使います。
- エデイタソン
共通コースと基本的には同じで、違いはオンウィキのプログラム・ページは新規に作らないのが基本で、改めて指定する必要があります。
- 記事スコーププログラム
このタイプは、統計の対象を特定の記事や記事のまとまりに制限します。プログラムに記事、または記事ビューにリストされたカテゴリを割り当てると、それらの記事が編集されたときのみカウントします。参加者は追跡したい記事を自主的に自分に割り当て、プログラム主催者は記事のまとまりやタイトルごとの記事を追加したりでき、それぞれ各ウィキごとのカテゴリやテンプレート(トーク:テンプレートを含む)、PetScanクエリ、またはPagePileコレクションに基づいて実施します。
基本的な技術サポート
ツールを使う準備とは?
プログラムを作成するとツールを使えるようになります。ウィキメディアの利用者アカウントを持つ人なら誰でもできます。
既存のプログラムに参加する方法は?
グループ参加のきっかけは、プログラムの主催者からリンクを受け取ったからというユーザーが多いようです。まずウィキメディアの利用者アカウントにログインし、次にプログラムのページを開いて参加登録ボタンを押します。
手続きの詳細はプログラムの参加登録の方法に解説してあります。
主催者としてプログラムに参加者を追加する方法は?
通常は参加者は主催者からリンクとパスワードを取得し、自分から進んでリンクを経てプログラムに参加登録します。しかしながら主催者が手動で参加者を追加するには、先方のウィキペディア利用者アカウントを使い、次の手順に従います。
- ダッシュボードでプログラムを開く。
- 画面上部の「編集者」(editors) タブを押す。
- 編集者ページが開いたら「参加」participation ボタンを押す。
- オプション指定欄が開いたら、単数か複数か指定して編集者を登録。
How 主催者が参加者を除去するには?
除去は参加者自身には処理できず、主催者のみ操作できます。
参加者は通常、主催者からリンクとパスワードを取得し、自分から進んでリンクを経てプログラムに参加登録します。しかしながら主催者が手動で参加者を追加するには、先方のウィキペディア利用者アカウントを使い、次の手順に従います。
- ダッシュボードでプログラムを開く。
- 画面上部の「編集者」(editors) タブを押す。
- 編集者ページが開いたら「参加」participation ボタンを押す。
- オプション指定欄が開き、プログラム参加者全員のリストが表示されます。 任意の名前の横のマイナス記号をクリックすると、その利用者をプログラムから除去します。
グループのプライバシー管理の方法は?
既定ではダッシュボードが追跡する公開情報は、だれでも閲覧でき公開の状態に置かれます。
プログラム進行役はこれを変更し、「編集の詳細」節でプログラムを非公開 に設定できます。すると非公開プログラムを表示できるのは管理者とプログラムの進行役に限定され、編集者が追跡したければ進行役に追加を頼む必要があります。
複数のプログラムからレポートをまとめるには
同一の団体で複数のプログラムを管理する場合、主催団体はそれぞれのプログラムページにアクセスし、活動全体のレポートにまとめたいと考えるかもしれません。
複数プログラムをまとめて「キャンペーン」と呼びます。ダッシュボードではキャンペーンを開始してから、複数のプログラムをそこに追加します。
高度なサポート
管理者権限の付与について
管理者のページに登録して権限を申請します。
期間指定の仕組み
プログラムの期間の機能はまだ安定版ではないため、今後、改変される可能性があります。
ダッシュボードが生まれた当初、個人をグループに誘って参加してもらう期間は固定してあり、たとえば数週間の共同作業後は解散するだろうと想定していました。そこでプログラム調整役にはダッシュボード設定時に、プログラム開始日と追跡を終了する日を確定するよう求めているわけですが、利用者がその期間に取った行動はなんでもすべてグループのプロジェクトのために実行したと想定しています。利用者がグループに所属できるのは、そのプログラムの実施期間に限定されます。
しかしながら、ツールにはライブアプデート機能がない代わりに、公開されている過去ログ化された情報に基づいた定期的なレポートの更新を行います。こういう背景から、ツールは版をさかのぼったり、プロジェクトに遅れて参加したグループメンバーによる貢献を時間軸を戻って記録することができます。例としてこういう場合を取り上げてみましょう -
- あるプログラムが8週間、行われるとします。チーム単位でウィミメディアプロジェクトへの投稿を同時にスタートする予定でした。ところが、プログラム開始から4週間後に、特定の人物が手順を間違え、ダッシュボードでどのグループにも参加していないことが判明しました。その人が4週遅れで参加すると、ダッシュボードにはプログラムが4週間前に始まっていると表示されながら、遅れて参加した人の投稿を拾うとさかのぼって記録し、ほかの人と同様、まるでプログラム初日に登録したかのように扱われます。
レポートのデータを書き出す方法
個々のプログラムでは、プログラムの「ホーム」→ アクション→統計のダウンロード (Home→Actions→Download stats) をクリックします。するとCSV形式でデータが提供され、プログラム、個々の編集、記事、編集者 (7日間保存される新規利用者データを含む)とコモンズのアップロード記録が含まれます。
同様の集計統計はキャンペーン1件ごとに、キャンペーンリストからCSV形式ファイルとしてダウンロードできます。
一連のウィキメディア項目の追跡にはプログラムに参加者がいることが必須か
ダッシュボードは、一連のウィキメディアアイテムに関するすばらしい情報を提供します。現代のSNS追跡技術分野では、視聴者のデジタルメディアに対する反応の追跡に焦点を当てる専門家は多くても、デジタルメディアの作成方法の追跡にはほとんど関心がありません。それならプログラムや利用者を登録しなくても、ウィキメディアコンテンツのダッシュボードの報告書を取得できるのではないかと、一部の利用者は疑問を持つかもしれません。
任意の項目リストに関するレポートのみ提供させるようダッシュボードに指示する方法は、現時点ではありません。ダッシュボードは、プログラムの参加者の編集のみ対象に追跡リストを取得します。ダッシュボードにコンテンツ追跡リストを提供する方法はありません。
プログラムの削除の方法は?
プログラムをダッシュボードから削除するには、まず、キャンペーンから除去するところから取りかかります。作成したプログラムのホームページから「詳細」→「詳細の編集」と進み、「キャンペーン」の節をプラス記号 (+) のボタンを押して展開します。操作欄が開いたら、除去するキャンペーンの横のマイナス記号 (-) をクリックして処理します。(処理しなくても、プログラムは自動で「その他」キャンペーンに追加されます。)
すべてのキャンペーンから除去し終わったら、ホームページの右下の「コースを削除」ボタンを押してください。
もしそのとき「削除」ボタンがグレーに反転して押せない場合は、除去し忘れたキャンペーンがないかどうか、もう一度、確認をお願いします。