技術/ニュース/2018年/6週
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前号 | 2018年第06週 (2018年2月5日(月曜日)) | 次号 |
ウィキメディア技術コミュニティからの最新技術ニュースです。他の利用者にも下記の変更についてお伝えください。直接の影響はない項目も含まれます。このニュースは各言語に翻訳されています。
最近の更新
- ビューロクラットはアカウント作成者の許諾を既定で付与・除去できるようになりました。これにより、エディタソンなどの機会にそのユーザーは大量のアカウント登録を補佐できます。この更新はそれぞれのウィキで必要にあわせて変更できます。 [1]
- ウィキデータのラベルと記述の荒らしを監視する新しいツールWikidata vandalism dashboard (ウィキデータ荒らしダッシュボード) ができました。言語で絞り込みができます。 [2]
- ファイルの情報ページにおいて (例)、基本情報のテーブル内にSHA1 hash value (訳注=コンピュータファイルの完全性を検証するアルゴリズムのハッシュタグ) の表示を始めました。ユーザーはこれを使って、画面に表示されたファイルが、自分がアップロードしたファイルと同じかどうか確認できます。 [3]
問題点
今週の更新
- ビジュアルエディターを利用した編集の査読をするとき、変更点の確認にウィキテキストの差分のほか、視覚的な差分を使えるようになりました。一旦、差分のタイプを選ぶと記憶され、次回から既定となります。新しいユーザーには登録後、視覚的な差分を最初に表示します。 [5]
- 複数の画像の表示にギャラリーを使用するとき、画像のサイズを
gallery widths="150px"
のように指定できます。px
(ピクセル) ではなく、文字サイズを相対的に指定するem
(エム) あるいは%
を使うこともでき、表示は同じです。ただし現状では通常のpx
指定のようには動作しません。150px
と記述するか、pxを使わずに (150
) 指定してください。それ以外は無効です。 [6] - 感謝メッセージを送るときの指示が変わります。現在は「感謝」のボタンを押すと選択肢は
Yes
とNo
で、これらをThank
・Cancel
(感謝とキャンセル) に変えます。また「この編集への感謝を公に示しますか?」というシステムメッセージが誤解を招きやすいのですが、感謝はすべて公で非公開の感謝はない点を明らかにします。 [7] - Wikidata に連動したリダイレクトが、データの二重登録を引き起こすことがあります。そこでHelp:追跡用カテゴリを設置する予定です。不用なウィキでは無効にできます。 [8]
- 新しいバージョンのMediaWikiソフトウェアが稼働します。テストウィキとMediaWiki.orgは2月6日に、ウィキペディア以外のプロジェクトと一部のウィキペディアは2月7日に、その他のウィキには2月8日に展開されます(工程表はこちら)。
ミーティング
- VisualEditorチームの次のミーティングに参加することができます。ミーティングでは、あなたが最も重要だと考えるバグについて開発者に直接伝えることができます。ミーティングは2月6日19:30 (UTC)から行います。(参加方法はこちらを参照)
- 技術相談ミーティングのチャットに参加できます。ミーティングでは、ボランティアの開発者から相談を受け付けます。ミーティングは2月7日16:00(UTC)から行われる予定です。参加方法はこちら。
今後の予定
- 拡張機能:Education Program (教育プログラム) を6月30日から除去し、Programs and Events Dashboard (プログラムとイベント向けダッシュボード) と入れ換えます。 [9][10]
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