ウィキメディア財団理事会通知板/2020年10月 - 定款細則の改訂と理事候補者評価基準に関するフィードバックの募集

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皆さん、こんにちは、

ウィキメディア財団理事会は本日付でフィードバック募集を2件、お願いしたいと考えます。主に定款の改訂案において理事会定足を10席から16席に増やすこと、また新理事候補審査に関する理事候補者の評価基準を改訂し、より効率的な新しい方法を導入する件についてお尋ねします。これらの提案は財団統治の改善の一環で、4月28日に公表したとおりです。

財団の業務は多岐にわたり、製品開発、技術的インフラの管理、コミュニティ支援、助成金の支給、公の方針の擁護、資金調達の分野が含まれます。加えて、財団には国際的な非営利組織の業務をつかさどり、500人規模の有給職員の掌握と年間予算1億アメリカドルを執行する責任があります。世界各地のウィキメディアのコミュニティとして関係を結んだ人々すべてと、人類の知識の共有を支えて援けるという遠大な使命を自負しています。

非常に広範な作業と構成要素を相手に、戦略に十分なガイダンスと目配りを提供するため、理事会理事は同様に幅広い専門性、経験と背景を反映する必要があります。理事会定員を10席から16席に拡大してこの目標に近づくには、理事候補の評価基準に立脚して評議員を選抜し、理事会、財団、運動のニーズに応じる人材を確保します。財団はより広く運動と連携しこの評価基準を書式化します。現状では評議員はひとり複数の理事会委員を務めています(議決権のある委員や代理または連絡員として。)この重複は顕著な負担であり、できることに上限を設けてしまい—ボランティアながら評議員の過労をまねきます。

細則の見直し

planned revisions to the bylawsをメタウィキに公開し、10月26日まで皆さんのコメントを受け付けます。理事会は慎重に改訂案を検討し、理事会統治の刷新に関する肯定的な前進であると信じています。改訂案の理事会最終議決に先立ってコミュニティに公開することで透明性を確保し、トークページで皆さんの質問にお答えします。理事会の統治に必要かつ目標達成に役立つ改変のご提案を検討する所存です。

細則の改訂版は現在の理事会議席を保ち、その半数(16席のうちの8席)はコミュニティによる選出プロセスから、1席は創設者ジミー・ウェルズに、残り(16席のうちの7席)は理事会により指名されます。この改訂により提携団体選出かコミュニティの選挙によって選ばれたかという差をなくします。そして必要に応じ、コミュニティによる選抜をより柔軟にするものであり、特段の手続き変更が必要ありません。その点は2021年の早い段階でコミュニティと協議したく考えます。

理事候補の評価書式

増員に加え、理事会は評議員選出のプロセス全体を改善しようとしています。理事会統治委員会(BGC)では理事としてふさわしい能力を示し評定を助けるツールとして、理事候補評価基準の草案をまとめました。この評価基準はまだ草案であり、皆さんから加えるべき点や過不足のある点、まぎらわしいもしくはその他の改善すべき点についてご意見を募ります。評価基準が目指すところは理事候補の評価を助けるだけにとどまらず、明白にまた公開した形で候補者の選出方法をお伝えすることにあります。ぜひ10月26日までにご意見をお寄せください。

延期された評議員選出プロセスへの影響

評価基準のまとめに引き続き、理事候補選出をさらに改善するためコミュニティ選出の理事議席を5席から8席に増やします。現状の選出プロセスに生じる変更はすべて、影響を受けるコミュニティと事前に必要な協議を行うものとします。この協議は2021年初頭に始める計画です。新しいプロセスが決まった段階で、将来のコミュニティ選出理事の選挙に適用されます。

delaysならびにプロセスの進展の遅さにいらだちや困惑を感じておられることは承知しています。しかしながら誰も—コミュニティ、理事会、あるいは職員の誰も—現在、私たちが置かれている状況には満足していないとも感じています。皆さんと同様、私たちも困難な2020年に応じようとベストを尽くしています。多くの課題が迫り、誰もが持てる時間と力を振り分けなければなりません。目的や優先順位をバランスさせ、使える資源を賢明に配分するという難しい任務に直面しています。予定どおり、財団の2020-21予算年度中(7月より6月まで)に理事選出プロセスを実行するため今後も努力を続けます。そのプロセスには見た目以上に労力を求められ、準備と計画、実行に何ヵ月もかかります。委員会評議員選出プロセスを成功に導くため、計画に求められるリソースばかりでなく可能な限り幅広い人材候補とコミュニティの投票者ができるだけ多く参加されることが必要です。プロセスの日程を延期した理由のひとつに、当初の日程で実行した場合、果たして必要な参加を得られるかどうか見通しが立たなかったからでもあります。ぜひみなさんにはご寛容とご理解をいただき、できるだけ迅速に進め、なおかつ最良の結果をもたらす責任を両立させるため、今後ともこの課題の実行に努力を惜しまない所存です。

これらの協議に参加され、建設的な討議に時間を費やしてくださる皆さんに、この場をお借りして感謝申します。

どうぞよろしくお願いいたします、

antanana / Nataliia Tymkiv

ウィキメディア財団副理事長