LSS/foundation-l-archives/2007 week 1/ja

From Meta, a Wikimedia project coordination wiki
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ここに掲げるのは、メーリングリストサマリサービス(LSS)の一部である Foundation-l の抜粋です。投稿者名のついた投稿メッセージにはアーカイブ中のメールへリンクを張っています。しかし、必ずしも全てのメッセージがアーカイブに保存されているわけではなく、アーカイブ自体が不安定でメッセージのURL自体が定期的に変更されてしまうことがあることから、リンク先が切れている場合があります。不正確な点についての修正を歓迎しますが、スタイルや報告の要点に関する修正についてはまずノートページで議論してから修正してください。サマリ中での投稿者に関する言及を、ウィキペディアのハンドルネームで呼ぶか、e-mailの名前を使うかは、それほど一貫したポリシーがあるわけではなく、時と場合によります。人称代名詞の性別は、たまに間違えていることがあります。


ここに掲げるのは(概ね)2007年1月1-7日の内容である。

スレッド[edit]

  • [1] Waerthは、タイ国内では全てのISPがオープン・プロクシを使っている関係で、nl.WPによりタイ国内の全IPがブロックされた影響で、自身がブロックされてしまったと抗議し、オープン・プロクシをブロックするという方針はどこで決まったのかと尋ねた。 [2]Jeromeは解決案として、オープン・プロクシは匿名IP編集者に対してだけブロックし、登録編集者に対してブロックしないでもよいとする案を提案した。 [3]LunaはMeta:No open proxiesの一覧に言及した。 [4]Walterはこの話題がnl.wikiローカルのものであり、foundation-lではオフトピックなのではないかと指摘した。 [5]JohanはWaerth のブロックを解除したと報告した。
  • [6]Anthereは今年のWMFの4つの抱負を述べた。2つの主要な優先事項として「持続可能性」「信頼性」を挙げ、もう2つに「アウトリーチ活動」と「寄付対象の公益非営利団体としての認知」を挙げた(原注:このメッセージは要約が困難なため、本文も参照してください)。 [7]schisteはメッセージに支部報告が抜けていると指摘し、Aphaiaは財団の全委員会が新年報告を出すべきだろうと指摘した。
  • [8] Robert Scott Horning は、en.Wikibooksにおいて、微積分学に関する大学講義レベルのDVD資料を提供したいとの申し出があったと報告し、どのプロジェクトでこれをホストするのが適切か、そしてビデオ資料の提供全般についてどういうコンセンサスがあるのか、教えてほしいと尋ねた。大きなファイルを提供する各種手法の長所・短所についての議論が行われた。 [9]ErikはRobert Scott Horningにその資料内容をレビューしてくれるようお願いし、100MB超のファイルの提供についてはWMFがInternet Archiveと協力すべきだろうと述べた。Internet archiveとの協力が良いアイデアかどうか、WMFはビデオ資料の提供をその使命の範囲外とすべきかどうか、についての議論が行われた。また、ビデオ資料をGFDLの規定に準拠させるにはどうするかなどの議論も続いた。
  • 先週から続く議論として、Virgin Uniteの寄付への感謝の表示が広告にあたるかどうかの議論が続いた。 [10] Pat Gunn は、近年の出来事における商業的性格に対する懸念がWMFにより解決されていないとの理由で、プロジェクトから離脱すると述べた。 [11] Brion はフリーコンテントの価値こそがWMFの本質的な価値であると説明し、ある特定の観点を持つ人たちを怒らせてしまうのではないだろうかということではなく、財団のニーズと目標に基づいて、極端な商業主義と反商業主義との間のバランスをとる必要があると述べた。
  • [12] teunは、従来型の寄付募集の代替案となる、nl.wikiで提案されたいくつかのアイデアについて報告した。 [13] Anthereがいくつかのアイデア、とりわけUN,EU,各国政府から補助金を得られるようボランティアを募集するアイデアについて返信した。 [14] Anthere は後からミラーサイトの扱いについての提案にも答えて、商業ミラーサイトを発見しそことOTRSのテンプレートにしたがって連絡する役割について、最大の言語圏間でボランティア調整役が必要であると述べた。また、大衆文化に関するウィキペディア記事を広告サイト"fanapedia"に移して、その資金でWMFを支えるという提案について議論が行われた。*[15] Dannyが最近の議論と関連して、WMF のもともとの使命(全人類全ての人が自由に全ての知識を使える世界を想像してください。それが我々の使命です)を再度確認した(原注:このメッセージは要約が困難なため、本文も参照してください)反広告という立場がこの声明と相容れないものであるかどうか、この声明をWMFがコンテンツの少ない言語について翻訳者を雇うよう解釈すべきかどうかについて議論が行われた。
  • [16]David Gerardは、WMFが非営利慈善団体であると説明するようMediaWiki:Copyrightの文言を変更することについての議論についてMLに報告した。明確で翻訳しやすい最適な言い回しについての議論が続いた。
  • Virgin Uniteのマッチング・ドネーションをSitenoticeに掲載することの是非を巡るさらなる議論の枝として、[17] Michael Snowは広報委員会の長として、ウィキメディア財団とコミュニティ間でのコミュニケーションにおける問題について謝罪した。リソースの不足と、計画段階でのコミュニティからのフィードバックの不足がこの問題の要因となったと指摘した。彼は一般からの通信に答えるボランティアが常に不足し負担がかかっていると述べ、顧客対応スキルをもち数ヶ月間この仕事を手伝いたいという人を募集し、OTRS下部委員会の長User:UninvitedCompanyか、対応言語のOTRSコンタクトまで連絡してほしいと述べた。また、情報を広めるウィキメディアへの貢献者たち(あなたも!)の様々な努力こそがWMFと各プロジェクトとがうまくコミュニケートできる唯一の方法であると述べた。Michaelはまたスピーチ担当者を調整したいボランティアや、要求をまとめ対応可能な講演者のプールを組織するボランティアを募集し、WMFや各プロジェクトについてのプレゼンテーションを行った場合、Presentationsの情報を更新してくれるようお願いした。 [18] Gatto Nero は広告問題に関するMichaelの指摘の多くに反論し、WMFのコミュニケーションの問題は「広報委員会が内部のコミュニケーションに完全に失敗している」ところからくるものであると議論を促した。 [19] Michael Snow は先のメールを補足し、Wikimedia Quartoを再生したい方や、類似の試みを大胆にしたい方も求めていると述べた。 [20] Anthere は寄付広報については翻訳委員会がたいへん困難な対応を行ったと述べ、翻訳委員会への支援の必要性があると提案した。翻訳調整役のAphaiaは賛意を示し、別のタイムゾーンで活動する調整役があと3名はいるべきだと提案した。
  • [21] Nicholas Moreau はRolling Stone誌の写真家がボランティアとなっているにも関わらず、アカデミー賞、全米俳優協会賞、ゴールデングローブ賞の全てでフリーコンテント用の写真家をレッドカーペットに配することを拒絶してきたと報告した。また、英国の写真家で同様の英国国内の賞を撮影したい方は彼まで連絡してほしいと述べた。
  • [22]ErikはMission/UnstableVision/Unstableが編集段階でフィードバックが得られなかったため、コミュニティ投票にかけずに承認しても反対がないか尋ねた。使命声明のさらなる改善に関連したいくつかの提案がなされた。使命声明も広告問題に言及しないのかという点についての議論も行われた。
  • [23]Mihai Floranはルーマニア語版ウィキペディアが50,000記事に到達したと報告した。