グローバルロック
グローバルロックとは、スチュワードがウィキメディアアカウントのログインをあらゆるプロジェクトで技術的に阻止し、それによって、そのアカウントから編集できないようにする方法の一つです。アカウントがロックされログインしようと試みた場合、ウィキペディア、ウィクショナリー、ウィキメディアコモンズ、およびウィキブックスといったすべてのウィキメディア財団 (WMF) の公開ウィキの、すべての利用可能な言語版で失敗します。一般的に荒らし行為専用、スパム専用、長期にわたる荒らし行為者のソックパペット、乗っ取られたアカウントを対象とし、同様にこの範囲でロックされます。ロックのインターフェースのオプションとして、なりすましや嫌がらせの行為者あるいは不適切な利用者名をすべてのログにおいて非表示にできます。グローバルロックはグローバルブロックやグローバル追放と混同すべきではありません。
- グローバルロックされるべき利用者（または誤ってロックされた他の利用者）を報告するには、Steward requests/Globalを参照してください。
- （財団により追放された、または乗っ取られた以外の理由で）グローバルロックされた場合、stewards-appeals
wikimedia
orgに電子メールで抗議してください。
グローバルロックされたアカウント
グローバルロックはスチュワードの裁量により実施されます。グローバルロックは、全てのプロジェクトで利用者をアカウントからロックアウトし、かつローカルプロジェクトにおける例外設定を許容しない措置です。グローバルブロックの代わりにグローバルロックが適用されるのは以下のケースです:[1]
- 不正利用の深刻さを考えると異議申し立てが認められる可能性が低く、スチュワードが異議申し立てに対処し、当該利用者をウィキメディアプロジェクトへ復帰させることのリスクを評価するのが最適である場合
- アカウントの乗っ取りや利用者の死亡など、全くアカウントにログインすべきでない場合
次の一覧はグローバルロックの一般的な理由を特定します。
- アカウントが複数のウィキで荒らしや破壊行為のみ行なっていて、継続的に荒らし行為を続けていることが明らかである、あるいは他に破壊行為と「明白に」判断できる場合はグローバルロックの候補となります。メインとなるプロジェクトや他のプロジェクトでのブロック履歴のリンクに加えて、アカウントがまだブロックされず活動しているウィキのリンクを提示してください。
- ウィキメディアのウィキでスパム活動を行うことを唯一の目的としたアカウント。
- 不適切な利用者名のアカウントもロックの対象となり、さらにログから隠される場合があります。
- 法的脅威、児童ポルノの公開、私人の個人情報の暴露及びこれらを引き起こす可能性が高いと判断され、複数のウィキメディアプロジェクト上で無期限ブロックされ、重大な方針違反を起こしているアカウント。
- 乗っ取られたと推測されるアカウントに対する処置。（アカウントの持ち主に連絡がつくまでの間，アカウントの安全性を確保するための一時的な対応として行う。）
- （コミュニティもしくはウィキメディア財団により）グローバル追放を受けたアカウント。
- （コミュニティもしくはウィキメディア財団の）グローバル追放を回避する目的で作ったアカウント。
- 所有者が死亡したことが確認されているアカウント。
- 元ウィキメディア財団職員または請負業者のアカウント （WMFスタッフによる対処）。
- 抹消されたアカウント。
乗っ取られたアカウント
スチュワードは、「乗っ取られたアカウント」としてアカウントをロックする場合があります。あなたのアカウントが「乗っ取られたアカウント」としてロックされた場合，ca
wikimedia
orgに連絡してください。