一括メッセージ

From Meta, a Wikimedia project coordination wiki
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一括メッセージSpecial:MassMessage)は、リストされたページに素早く、簡単にメッセージを送るためのツールです。このツールは2013年10月以降利用できます。

一括メッセージを利用することによって、ローカルの管理者は自分のウィキに、Meta-Wikiの管理者と一括メッセージ送信者ウィキメディア財団のウィキの利用者に、それぞれメッセージを送ることができます。

この拡張機能の使い方に関する一般的な情報(オプトアウトの説明を含む)については、Help:Extension:MassMessageを確認してください。

バグや要望は、トークページまたは直接Phabricator新しいタスクを作成を利用)で報告してください。

制限

ウィキメディア財団のウィキに導入された一斉メッセージには、2つの制限があります:新しい利用者権限と、機能制限に関する構成決定です。

massmessage」と呼ばれる新しい利用者権限は、既定ではローカルの管理者にのみ割り当てられます。以前はウィキ上のアクセスリストに掲載されていれば、(非管理者を含む)誰でも簡単に一斉メッセージを送ることができました。ローカルコミュニティは以下の選択肢をぜひ検討すべきです:ウイルス的利用者グループの追加(つまりメンバーが誰でも同じ利用者グループに他者を追加できる)、管理者が特定の利用者グループに利用者権限を割り当てできるようにするかどうか、あるいは「依頼」ページキューを立ち上げ管理者が処理することです。事実として、一斉メッセージの本質とは、ログインすらしない利用者がブラウザのタブでできることを自動化するのとほぼ同程度だと認識してください。

構成の裁定により、ローカルの利用者(Metaを除く)は別ウィキに配信できないよう制限されています。ログインすらしない利用者でも、ブラウザタブを開くと簡単に別ウィキに配信できるのですが、当面、一斉メッセージ拡張機能のこのオプションは無効化されています。

グローバルメッセージ配信

Meta-Wiki(このウィキ)でのみ、「massmessage」利用者権限を持つ利用者(管理者および一斉メッセージ送信者)が「任意の」ウィキメディア財団のウィキにメッセージを送ることができます。さらに、このウィキには入力リスト作成に使用すべきラッパー・テンプレート({{target}})があります。

  • 受信者リストは(Global message delivery/TargetsMassMessage/Listsに含まれる)拡張機能が承認するリストでなければなりません。
  • 件名は簡潔に記述します。上限は240バイトです(それを超えると編集要約欄で切り詰められます)。
  • 本文は配信したいメッセージのテキストです。
    • 数行より長いメッセージの場合、本文は実際のメッセージへのリンクを含む数行の紹介文のみに限定し、翻訳拡張で翻訳可能にすべきです(チュートリアル)。オプトインした利用者またはメッセージと同じ言語のプロジェクトページは例外とします。
    • テンプレートは使用「しないで」ください。投稿先のウィキに同じテンプレートがあるか、もしくは動作が同等か否か知る手段がないからです。
    • リンクについても注意してください。ほとんどのリンクはメタ・ウィキのものであり、 [[m:Some Meta Page|テキスト]]の形で記載する必要があります。従わない場合、投稿先のウィキでは赤リンクになります。
      • もし、そのページに翻訳拡張が導入され翻訳がある場合、リンクは[[m:Special:MyLanguage/<ページ名>]]の形で記述してください。
    • 英語のメッセージを非英語ウィキへ送る場合は、メッセージを<div lang="en" dir="ltr" class="mw-content-ltr"></div>で囲ってください。また{{int:please-translate}}(ユーザーの設定言語で「Please help translate to your language」と表示)をメッセージ本文に追加し、ローカルの言語への翻訳を依頼することもできます。
    • Global message deliveryあるいは他のページ(例えば送信者の利用者トークページ、Meta-Wiki、あるいはプロジェクトのmediawiki.orgページ)へのリンクを含めて、利用者がなぜ、どのようにしてそのメッセージが配信されたのか理解しフィードバックを行うことができるようにしてください。
    • 前回配信が完了しなかった場合 — 配布リストへのリンクを含めてください。例えば「(配信先が間違っている場合、ここで修正してください)」など。
    • 通常の署名の代わりとして、Meta上のご自分の利用者ページまたはそのトークページのリンクを追加することも検討してください。例えば、[[m:User:Example|サンプル]] ([[m:User talk:Example|トークページ]])と書くとサンプル (トークページ)が生成されます。
      • 左書き言語※1で書いたお知らせを右書き※2のページに投稿する場合は(または逆の状況)、署名を<bdi>タグで挟んでください(左右書字方向に影響を受けない指定)。あるいは「トークページ」という部分を自動翻訳で置き換えることも可能です。例:<bdi lang="en" dir="ltr">[[m:User:Example|Example]] ([[m:User talk:Example|{{subst:int:Talkpagelinktext}}]])</bdi>(※1=横書きで右から左へ記す。※2=その逆。日本語や英語の書字方向。)
    • メッセージの最後にタイムスタンプを記入してください(ウィキ書式では~~~~~として半角チルダ記号「~」を5点記すと投稿した日時を秒まで自動生成)。
  • 「多言語版プロジェクトにアウトリーチする場合の最善の慣習」(Best practices for reaching out to projects in multiple languages)を遵守してください。
  • 混乱を避けるため、正しい配布リストで送信しているか二重チェックしてください。投稿者はその利用において、以下に同意する必要があります:いかなるミス(本文の誤字、不適切な受信者リスト等)についても投稿者が全面的に責任を負い、生じた間違いは手動で訂正する義務を負います。
  • メッセージを言語間またはプロジェクト間で送信する場合、リンクを意図した通り正しく確実に機能させるために、それらのウィキで手動でそのメッセージをテストしてください。Special:Interwikiも参照してください。
  • 投稿する予定のウィキを必ずすべて訪問します。ご自分のグローバルアカウントと連携するためです。もしこの手順を踏まないと、投稿予定先でグローバルの利用者ページGlobalUserPageが機能せず、ご自分の利用者ページで投稿に対する通知が受け取れません。(すべてのウィキにあるご自分のアカウントを連携するにはグローバルなSULツールも使用できます。)

関連項目