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スチュワードの方針

From Meta, a Wikimedia project coordination wiki
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このページでは、スチュワードの方針とガイドラインについて概説しています。権限の使用方法やその他のドキュメントについては、スチュワードの手引書をご覧ください。
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方針

合意を覆さない

スチュワードは特定の権限を付与すべきかどうかなどの合意を覆さないでください。スチュワードの役割は、ウィキメディア財団の目標とする範囲内でコミュニティによる有効な合意を実施することです。行動の必要性が疑わしい場合、迅速な対応が必要とされる緊急事態であるか、特定の操作を実行するための活発なローカルユーザーがいない場合を除き、スチュワードとしての権限を行使すべきではありません。

スチュワードは常に中立である必要があります。スチュワードは選挙において投票することができますが、選挙の結果とスチュワード自身の投票が異なる場合でも選挙結果に従って行動する必要があります。

帰結

スチュワードは上記の規則に従う必要がありますが、スチュワード自身がそれを好む必要はありませんし、他の利用者と同じように普通の編集者やその他の保有する権限における立場として、自由に意見や見解を述べることができ、コミュニティに対して聞いてもらう権利を有します。

簡潔にまとめると、 スチュワードは他の権限を有していることも多くあり、考えや思いを述べる権利を失うわけではありません。

ビューロクラットが存在するプロジェクトで利用者に権限を付与しない

ローカルのビューロクラットは、管理者権限やビューロクラット権限、ボットフラグの付与権限があります。スチュワードは活発なビューロクラットがいないプロジェクトに限り、それらの権限付与を行うべきです。

スチュワードが特定のプロジェクトにおいてビューロクラット権限を持っている場合、スチュワードとしてメタのインターフェースを用いるのではなく、ローカルのビューロクラットインターフェースを利用して権限を与える必要があり、これはローカルウィキにて記録を残す目的と、透明性を確保することに加え、どの役割としての権限付与かという混乱を軽減するためでもあります。

利益相反行為を避ける

スチュワードは決定が公平でないと思われるような利益相反行為を避けるため、以下の判断を尊重すべきです。

  • 自身がブロックされているどんなウィキに対してでも、スチュワードアクセスを使うべきではありません。
  • 自分自身の依頼による権限除去や緊急事態などの明確な場合を除き、ホームウィキ(自身が活発なコミュニティのメンバーであるウィキ)における利用者権限の変更を行うべきではありません。

透明性

スチュワードに対する行動の依頼は、関連するスチュワードへの依頼ページにて行われる必要があります。コミュニティによる権限の変更依頼があるとき、コミュニティの議論によって合意されたページへのリンクを提供する必要があります。スチュワードの活動はメタのログにて閲覧可能です。依頼を完了する際、スチュワードはこの点に注意してメタの依頼ページ、理想的にはローカルの依頼ページも記すべきです。

編集者はスチュワードの決定に理解できるよう、スチュワードの行動に関する議論は個人に対してではなく、メタ上で行われるべきです。もし、スチュワードが依頼に疑問を持っているなら、他のスチュワードによって認可されたにように、他のスチュワードに対してもその疑問を知らせるべきです。

ローカル方針の確認

スチュワードの行動に関する方針が存在するウィキでは、スチュワード権限を行使する際に依頼が関連方針に準拠しているか、コミュニティによって賛成の合意が得られていることを確認する必要があります。

方針について記された方針ページへのリンク一覧(場所が知られているもの):

過程

選挙

現在の選挙に関する基準は Stewards/Elections 2024/Guidelines をご覧ください。

スチュワード権限の喪失

不活発

スチュワードとして不活発な場合、スチュワード権限は除去されます。「不活発」の定義として、過去 6 か月にわたりスチュワードとしての活動が 0 であり、加えて昨年における活動が 10 未満である場合。権限が除去された者は、通常の手続きを経ることによってふたたび権限を得ることができます。

年次信任投票

スチュワード権限は生涯にわたって保有できるものではありません。利用者が必要とするならばそれを得ることができますが、それは人々に信任されている場合に限られ、必要でなくなった場合や信任されなくなった場合は権限を失います。スチュワード権限は次回の年次投票まで付与され、利用者が権限の除去を求める場合は信任投票時にその旨を表明することができます。スチュワード権限の行使はトラブルに関与することが多いが、他のスチュワードによって行動確認がなされ、作業の修正もなされやすい。もし、他の多くのスチュワードが権限除去を求めた場合、そのスチュワードは権限を失います。コミュニティからの権限への反対意見が表明された場合、各スチュワードはそれを注意深く扱わなくてはなりません。

関連項目