Fundraising 2010/FAQ/ja

From Meta, a Wikimedia project coordination wiki

よくある質問とその回答2010年

ウィキペディアおよびウィキメディア財団とはなんでしょうか?[edit]

ウィキペディアは世界最大の、また最も人気のある百科事典です。オンライン上にあり、自由に利用でき、広告がありません。ボランティアが書いた1600万以上もの記事が 298 以上の言語にわたって展開され、毎月430,000,00000万人が利用しています。これによって世界で5番目に人気のあるウェブサイトとなっています。

ウィキペディアは過去9年間にわたって何百人もの人々により執筆・編集されてきた協同作業による創造物です。誰でもいつでも編集できます。人類の歴史上最大の知識共有の集積であり、これを支える人々は学びへの愛と、知的好奇心と、人々が力を合わせれば一人よりもはるかに多くを知ることができるという自覚により結ばれています。


ウィキメディア財団とは、ウィキペディアをはじめとするさまざまなフリー・コンテンツを作るプロジェクト群を運営する非営利組織です。 ウィキメディア財団はアメリカ合衆国の連邦内国歳入法501条c項3号に定める非営利の連邦税減免団体となっており、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコに事務所があります。連邦税減免についての通知財団の財務報告および年次報告をご覧いただけます。


ウィキメディア財団の役割は、世界中の人々に、無料で、広告なしで、簡単に情報へアクセスできる環境を提供することです。このような目的のもとに、私たちは、様々なことなる国々の人々のlocal chapters組織と連携して活動しています。

私が寄付したお金はどうなるのですか?[edit]

あなたが寄付してくださったお金は職員給与と技術に用いられます。Wikipediaとその姉妹プロジェクトは世界で5番目に訪問者数の多いサイトですが、有給の職員はわずか 302 人しかおりません。スタッフ で概要がご覧になれます。職員のうち約半数は技術スタッフで、小規模なチームがわたしたちの一般へのPR活動やボランティア育成活動を支え、残りのスタッフは、資金調達と総務を行っています。これらに加えて、ウィキペディアを維持し、成長させる技術インフラ(サーバとネットワーク帯域)についてもあなたのあなたのご支援が役立てられます。

ウィキメディア財団はなによりもまず、ウィキペディアや姉妹プロジェクトで執筆・編集するボランティア--世界中で10万人以上--の大きなネットワークを支え、成長させるために存在しています。

ウィキメディア財団の財務情報はどこで見られますか[edit]

ウィキメディア財団の年次報告書 2008-2009は前会計年度(2008年7月1日から2009年6月30日まで)をカバーしており、また翌会計年度の見通しも含まれています。これが二度目の年次報告書になります。ウィキメディア財団の年次報告書には、財団の財務、活動内容、マイルストーン、活動報告の要約があります。

ハイライト:

  • Wikimediaのユーザビリティイニシアティブの立ち上げ
  • Creative Commonsへの参加
  • Wikimania カンファレンス開催(エジプトのアレクサンドリアにて)
  • Wikimediaのオープン戦略計画プロセスの開始
  • 資金調達の成功と中心的な作業の拡大

年次計画書 2010-11は本会計年度の予算計画です。年次計画書には戦略的目標、収支財務の詳細、詳細な説明とリスク分析があります。

年次報告と年次計画のコピーをダウンロードするには下の画像をクリックしてください。

2008--2009 Annual Report

Download the 2008-2009 Annual Report:

Download the 2010-11 Annual Plan:

どんな計画を立てていますか?このプロジェクトはどこへ向かっているのでしょうか?[edit]

この組織の創設者、ジミー・ウェールズは、このように話しています。"想像してみてください。すべての、1人1人の人間が、すべての持ちうる知識を持ちより、自由に分かち合える世界を。" それがこのプロジェクトが向かおうとしている最終目的地なのです。- そして、それこそが、その求める世界にたどりつくために、あなたの助けが必要な理由なのです。

毎月、何百万もの世界中の人々がウィキペディアを利用しています。オンラインでも、携帯端末機器でも、DVDにおいても、本でも、他のたくさんの形の媒体でもご利用になれます。私たちは、より多くの方々とつながりたいと強く願い、そして続けて、私たちの提供する情報の質を高めていきたいと強く願っています。その願いを実現するために、私たちは:

  • 情報の提供をより簡単に行えるようにいたしました。私たちは最近、文章やマルチメディアを投稿する際の使いやすさを改善するための大規模なイニシアティブを立ち上げました。詳細はユーザビリティのサイトでご覧になれます。
  • より多くの方に貢献していただけるように、学びとトレーニングの情報源を創りました。例えば次のような方々を対象としています:教員の方々、教授の方々、生徒の方々、写真家の方々、映画製作者の方々、科学者の方々、図書館の司書の方々、建築家の方々、美術館、博物館学芸員の方々、趣味を愛する方々、そして、ここにあてはまらない多くの方々です。私たちは、世界38箇所を越えて増えつつあるウィキメディア地域別協会の草の根活動と連携して、先に述べたような、さまざまな方々とつながるために、そして、その方々がウィキペディアをより良くする活動に協力しやすくなるように、応援しています。詳細はproject websiteでご覧になれます。
  • 質を確かなものにするために、新しい技術やプロセスを発展させました。このことはウィキメディアの基本的なオープンさと対立するものではありません。技術面でいえば、これにはflagging edits問題編集を探知するフィルターの技術が含まれます。
  • 編集者の方々、専門家の方々、ボランティアの方々、考える方々からなる世界的なコミュニティと相談しました。より多くの、より高い質の情報を持つ方々とつながるため、増えつつあるボランティアの方々とつながるため、より高い質の情報を共有し、革新的な戦略を発展させるために、相談する事が出来ます。私たちの5ヵ年戦略プロジェクトについての詳細はproject websiteでご覧になれます。
  • ウィキメディアムーブメントの活動を支えるために数値指標を視覚化する表示を創りました。詳細は月例レポート統計ポータルをご覧ください。

最後に、これまでなされてきた成果を守る事は私たちの使命です。これはつまり、災害や技術的機能停止が私たちの成果を消し去ってしまうリスクを減らす事、それを確実にするために私たちの成果を定期的に多くの場所にコピーし保管する事を意味します。私たちは、できた翌年には消え去ってしまう色めき立ったベンチャー企業ではありません。私たちは、以上のことについて長期的に取り組んでいます。

どんなプロジェクトを支援していますか?[edit]

ウィキメディア財団はウィキペディアをサポートしています。ウィキペディアとは、オンライン百科事典であり、世界中でもっとも訪問者の多い、5つのウェブサイトのうちのひとつです。2001年1月のウィキペディアの創設以来、そして、2003年6月ウィキメディア財団の創設以来、私たちの成長は著しいものです。英語で書かれたウィキペディア(これは私たちの最初のプロジェクトです)は、今では6,000,000記事以上にまで拡大しています。すべてのウィキペディアの言語版を合わせると、47,000,000記事以上になります。

ウィキペディアにくわえて、ウィキメディア財団は以下のようなプロジェクトも支えています。

  • ウィキメディア・コモンズ, これは、メディアの保管庫です。数えきれないほど43,000,000の自由にお使いになれる映像、ビデオ、そして音楽のファイルがこの中にあります。
  • ウィキニュース, これは、市民による市民のためのニュースのウェブサイトです。

私たちはMediaWikiの開発をリードし、応援しています。これは私たちが公開しているウェブサイトを裏側で支えている、オープンソースのウィキソフトウェアです。私たちは、これまでウィキメディアとは関わりの薄かった人たちにも参加を促進するアウトリーチ活動や、コミュニティーのイベントを組織することを支援しています。それは、人々が私たちのプロジェクトたちに貢献することを励まします。そして、私たちは、ウィキメディアのコンテンツのダウンロード可能なコピーデータベース・アーカイヴ を提供しています。

さらなる情報については、our projectsでご覧になれるかもしれません。

ウィキペディアをオープンにする事と、ウィキペディアをより信頼性の高いものにするためのバランスをどのように保つのですか?[edit]

私たちは、より多くの方の参加がウィキペディアをより良いものに変えていく事を信じています。そして同時に、私たちは、科学者学者ジャーナリスト各団体にウィキペディアが評価されることを可能にした高い基準を堅持しなければなりません。

ウィキメディア財団はどのようにして運営されているのですか?[edit]

ウィキメディア財団は302人のスタッフによって運営されています。エグゼクティブディレクターである、スー・ガードナーが財団の指揮を執っています。スタッフは、ウィキメディアプロジェクトに貢献する何百、何千というボランティアの方々の活動を支えています。財団はまた、委員会活動やインターンといった、必要に応じた一時的な参加を含めて、数えきれないほどのボランティアの方々に支えられています。

理事会は、ウィキメディア財団の使命とヴィジョンを明確に伝え、長期計画を見直しさらに発展させることを支援し、俯瞰的視点を提供し、ウィキメディア財団の寄付募集を支援します。これは、規約に定義されているように、ウィキメディア財団の最高組織機関です。理事会の記録については、会合を、理事会決議の記録については、決議を見てください。理事の一部は、ウィキメディアプロジェクトに貢献している人々のコミュニティーの中から、選ばれています。

私たちは、米国カルフォルニア州サンフランシスコに事務所を設けています。私たちの職員のほとんどがそこで活動しています。理事全員と一部の職員は、離れた場所で活動しています。

私たちは、高度な透明性を保ってウィキメディア財団を運営したいと切望しており、これまでに、基本方針財務報告書を公開しています。

ウィキメディア財団の資金は、どのようにして供給されているのですか?[edit]

ウィキメディアは、おもに、何百、何千もの、ひとりひとりの方々からのご寄付により賄われています。しかしまた、サーバやホスティングの供与など(くわしくは、寄付をくださった方々 を見てください)によっても支えられています。

ウィキメディア財団は、世界中の50を超える国の方々からのご寄付によって、支えられています。寄付の平均金額はとても小さなものですが、しかし、ご寄付をしてくださる方が素晴らしくたくさんいてくださることにより、私たちの仕事は成功に導かれています。人々は、一年を通して、ご寄付をしてくださいます。そして、年に一度、ウィキメディア財団は、正式なかたちで、ご寄付を募っています。

私たちは、広告宣伝を資金源として利用する事を考えてはおりません。

ウィキメディア財団は、米国において、連邦内国歳入法501条c項3号の課税控除対象です。ほかの国の方々からいただくご寄付についてもまた、税控除の対象になるかもしれません(※日本は税控除対象外)。詳細については、ご寄付の非課税率をご覧ください。PayPalを通して、マネーブッカーズを通して、もしくは郵便で、ご寄付をくださる場合の詳細については、こちらをクリックしてください。他のかたちによるご寄付をくださる場合には、donate(_AT_)wikimedia.org を通して、私たちにご連絡くださるようにお願いいたします。

どれくらいの額の基金が集まる事を希望していますか?[edit]

2010年から2011年にかけての計画では、2040万ドルを見込んでいます。これは2009年から2010年の1590万ドルよりも、28パーセント多い額となっています。

私たちの財務状況についての、さらなる詳細については、私たちの財務報告でご確認ください。こちらが2010-11 年次計画(PDF)で、こちらが関連するQ&A です。

他にどのような方々がこのゴールを達成するためにあなたがたに協力していますか?[edit]

私たちの基金ほとんどは、個人の方からいただいています。--あなたのような方です。私たちはまた、コミュニティーや私立財団からの補助金や、企業からの現物供与をいただいています。どのような方々かは、私たちのページ後援者をご覧ください。

最近の活動についてもっと詳しく知るにはどうすればいいですか?[edit]

2008-2009会計年度については、2008-2009年次報告書をダウンロードしてください。

どうやって寄付できますか?[edit]

寄付するには資金調達ページにアクセスしてください。主要なクレジットカード(VISA、Master、Discover, American Expressなど)や、PayPal、Moneybookers, 銀行振込、小切手の送付などで寄付できます。寄付ではほとんどの(すべてではありませんが)通貨をサポートしています。

小切手はどこに送ればいいですか?[edit]

小切手は

Wikimedia Foundation, Inc.
P.O. Box 98204
Washington, DC 20090-8204
USA
Note: donations by check are processed directly at our centralized lockbox location which is in Washington, DC.

へお送りください。

現在のところ、小切手はUSドル建てのものでアメリカの銀行口座で引き出せるものに限っています。その他の通貨建ての小切手や米国外の銀行口座で引き出せるものは、処理にかかる費用が高く、あなたの寄付の価値を小さくしてしまいます。もしアメリカの銀行口座をお持ちでない場合はPayPalや電信送金をご利用になることで、寄付の価値損失を最小限に抑えられます。

手紙などを財団に送る際の宛先はどこですか[edit]

すべての通信文は、Payroll Deduction applicationsや Matching Gifts formsも含めて、財団のlockboxにお送りください。

Wikimedia Foundation, Inc.
P.O. Box 98204
Washington, DC 20090-8204
USA
Note: donations by check are processed directly at our centralized lockbox location which is in Washington, DC.

ウィキメディア財団に対して株式譲渡による寄付も可能ですか?[edit]

ウィキメディア財団は株式譲渡による寄付も受けつけています。あなたの株式担当者に財団の名前、投資口座番号、DTCC clearing numberを伝えれば、あなたの株式を財団に寄付してくださることが可能です。

Account holder name: Wikimedia Foundation, Inc.
Financial broker: Smith Barney
Investment account number: 546-0356C-14-782
DTCC Clearing account number: #0418

寄付は税控除の対象になりますか?[edit]

税控除の詳細については控除対象国リストをご覧ください。

寄付したら領収証はもらえますか?[edit]

Paypalもしくはクレジットカード経由でご寄付いただいた場合、寄付通知にメールアドレスが含まれていれば、税控除用の領収証はメールで送られます。小切手でのご寄付は返信先の住所をお知らせいただければ、50ドル以上であれば郵便で領収証をお送りします。それ以外の場合で税控除用の領収証が必要であれば、giving(_AT_)wikimedia.org までメールでお問い合わせください。その際に連絡先のご住所、ご寄付の手段、ご寄付額を忘れずにお知らせ下さい。

何か特定のものに使われる、目的指定、あるいは制約付きの寄付をすることはできますか?[edit]

ウィキメディア財団を含め、アメリカ合衆国に本拠地を置く慈善団体は、寄付者の求めに応じ、その制約を尊重するよう求められています。これは言い換えると、あなたが寄付する際に使途を指定するのであれば、あなたのご要求を尊重するか、あるいはあなたの寄付をお返しする、ということになります。しかしそうする前に、制限のない寄付であれば私たちにはもっともっと役立つということをお考えください。どのような制約であれ、それは管理上の手間と計画のコストを課すこととなり、内部の複雑さを増すことになります。

寄付の最小額はなぜあるのですか?[edit]

寄付の最小額は1ドルです。私たちはお金を多くは持っていない方からの小額の寄付も受け付けており、そういった寄付者の方々にも、本当に、本当に感謝しています。寄付するということがあなたにとって意味があることなら、それは真に、私たちにとっても意味のあることです。しかし残念ながら、私たちのような寄付のしくみを、盗んだクレジットカードが有効かどうか試すのに使う例は珍しくありません。そういう人は一般に、テストするのに非常に小額を使います。最小で1ドルという寄付の量は、そのような人を思いとどまらせると分かってきました。

メッセージを広めるために何をしたらいいですか?[edit]

あなたにできることなら何でもしてください! お友達や家族に伝えるのもいいです。あなたにとってウィキペディアがどんな意味を持つか伝えてください。ウィキペディアを使っているかどうかきいてみて、もし使っているなら、その人たちにとってウィキペディアはどんな意味があるかも尋ねてみてください。下記の文章をあなたの電子メールの署名に含めてください。

私たちは史上最大の知識の集積を築き上げてきました。ウィキペディアを守ることを手伝ってください。寄付はこちらでお受けしています:http://wikimediafoundation.org/wiki/Support_Wikipedia/ja

プライバシーに関する方針はどうなっていますか?[edit]

ご寄付いただいた方々のプライバシー保護は厳正に行っています。詳細はDonor Privacy Policyをご覧下さい。我々はあなたの電子メールアドレスを他者に公開、売買することはございません。

財団に連絡するにはどうすればいいですか?[edit]

詳しくはContact usをご覧ください。