ユニバーサル行動規範/プロジェクト

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ユニバーサル行動規範

私たちはユニバーサル行動規範(UCoC)を、ウィキメディア運動全体で、容認される振る舞いの世界的な基礎を提供するためにつくりました。嫌がらせはいっさい許されません。 私たちはこの規範を、ふたつの段階を通じた、協力作業の過程を経てつくりました。 第1フェーズには下書きの方針を含めました。 第2フェーズには、下書きを執行するガイドラインを含めました。 理事会は2021年2月2日に方針を承認しました。そして私たちは、2022年3月に執行ガイドラインに対する、全コミュニティでの投票を行いました。 私たちが行った投票はガイドラインへのコミュニティの支持を示していましたが、この手続きで得たコメントを通じて、いくつかの具体的な改善すべき部分が明らかになりました。 コミュニティ事案委員会(CAC)は、コミュニティ主導の 改訂委員会にガイドラインのさまざまな部分に対応するよう要請しました 。 この改良手続きが終了し、二度目のコミュニティ主導の投票が2023年の1月17日から1月31日にかけて行われる予定です。

概要

ユニバーサル行動規範 (UCoC)

UCoCは、ウィキメディア2030戦略プロセスとコミュニティ対話から生まれた、重要な方針の構想です。戦略グループは、グローバルなコミュニティのウィキメディアンに聞き取り調査をしました。2030年の理想を目指して運動を導く10件の推奨事項が策定されました。その中の1件「安全性と包括性を提供する」とは、行動規範すなわちUCoCの草稿造りを含んでいます。UCoCはウィキメディア運動を通じ、文化的背景やローカルのコミュニティに既存の方針について聞き取りをしながら発展し、その執行や衝突解決の仕組みも検討してきました。これまでのUCoCに関するコミュニティでの聞き取り調査の内容はこちらをご覧ください

UCoC聞き取り調査は、2段階に分けて行われました。2020年6月から12月までの第1フェーズでは、UCoCがどうあるべきか複数のコミュニティを調査し、対話を行いました。その結果、2021年2月2日に理事会で承認されたUCoCが完成しました。ボランティアと職員の合同委員会が、2021年2月に第2フェーズを正式に開始しました。グローバルな対話、執行ガイドラインやその手順とUCoC達成過程の起草にもかかわりました。 執行ガイドラインの改訂期間は2022年4月から、コミュニティの意見を投票から取り入れ、改訂版文書に改善することを目的とした改訂委員会とともに始まりました。

ユニバーサル行動規範 - 方針

ユニバーサル行動規範(UCoC)は、ウィキメディア運動全体に対して許容される言動の基本線です。期待される言動と、許容されない言動を述べています。オンライン、オフラインのウィキメディアのプロジェクトやスペースで交流し貢献するすべての人に適用されます。 全文を見る

ユニバーサル行動規範 - 執行ガイドライン

このガイドラインはユニバーサル行動規範の執行のための枠組みを提供します。 理事会は方針を承認しました。私たちはこのガイドラインに、ユニバーサル行動規範の違反に対処するために行う予防、反応、調査、その他の行動を含めました。私たちは主な役務者を指定し、しかし、この人たちだけに限らず、オンラインおよびオフラインのすべてのウィキメディアのプロジェクト群とイベント、さらに第三者プラットフォームで主催される関連空間にわたり、ガイドラインを執行させます。これは組織的かつ時宜を得た方法で、ウィキメディア運動全体にわたって一貫して行う必要があります。

UCoC執行ガイドラインはふたつの部分から成ります。

  • 予防的な作業
    • UCoCの啓発活動、UCoC研修の推奨など
  • 対応作業
    • 申請手続きの詳細
    • 報告された違反の処理
    • 報告された違反行為に対するリソースの提供
    • 違反行為に対する強制措置の指定

私たちはグローバルな委員会を新設し、ユニバーサル行動規範調整委員会 (U4C)として発足させます。U4C は、ローカルの組織がユニバーサル行動規範の執行に失敗した場合に、最終的な意思決定機関になります。 U4C は他の意思決定機能、すなわち裁定委員会ならびに提携団体委員会と同等とします。U4C 創設は設立委員会に委ねます。この設立委員会の委員とはボランティアのコミュニティ、ウィキメディア財団職員、提携団体職員で構成されます。この創設委員会は機能的なU4C作りに必要な手順を計画します。

現状

私たちはコミュニティでの議論のために2022年1月6日に、UCoC執行ガイドラインを公開しました。ウィキメディア財団理事会は「2022年1月24日の声明」を発表し、提出されたUCoC執行ガイドラインに関して、コミュニティによる投票を支持しています。

そこから、私たちは2022年3月7日 - 同月21日に投票を実行しました。私たちは、ウィキメディアンが確実に高度な投票能力をもつよう、コミュニティにUCoCおよびその執行ガイドラインの内容を教育し、情報を与えるため議論会話の時間を設けました。

私たちは投票を締め切り、結果を 公表しました。コミュニティ事案委員会(CAC)は、検討ののち、まず初めにUCoCの方針に沿った委員で構成された2度目の委員会(第1フェーズ)、それに執行ガイドライン委員会(第2フェーズ)をつくるよう勧告しました。後者の委員会は、投票データと意見の段階で特定された4つの領域をもとにガイドラインを改訂します。4つの領域とは、読みやすさと翻訳のしやすさ、告発者と被告発者のプライバシー、研修、宣誓です。 改訂委員会は現在その仕事を終えました。 改訂版の下書きの翻訳は、2023年はじめの投票のために準備されています。

日程表

改訂版執行ガイドライン
イベント/マイルストーン 日付 状態
改訂委員会によるコメントの検討および変更が必要な下書きの作成 6月 – 2022年8月 完了
執行ガイドラインの改訂に関するコミュニティとの相談 2022年9月 完了
聞き取りに基づく最終改訂 10月 – 2022年11月 完了、現在翻訳中
改訂されたガイドラインに対するコミュニティ投票 1月 – 2023年2月 進行中
これまでのフェーズ(段階)
ユニバーサル行動規範 第2フェーズ日程表
イベント/マイルストーン 日付 状態
主要な質問の検証 理事会によるUCoCの承認 2021年2月2日 完了
ローカルのコミュニティ聞き取り調査 (要約) 2021年1月末 – 3月 完了
提携団体の聞き取り調査 (報告書) 2021年2月末 – 4月 完了
役務者の聞き取り調査 2021年4月–7月 完了
オンウィキの聞き取り調査 (報告書) 2021年4月 – 5月 完了
円卓会議 2021年5月 - 9月 完了
嫌がらせ行為の被害者の報告 2021年7月 公開済
執行案の制作と承認 委員の募集:第2フェーズの草稿委員会 2021年3月後半 – 2021年4月 終了
草稿委員会:初期の草稿 2021年5月 – 7月 公開済
執行案の草稿についてコミュニティに聞き取り調査 2021年8月 – 10月 完了
草稿委員会:執行案を改善 10月 - 2022年1月 完了
理事会に提出されたUCoC執行案 2022年1月 完了
執行ガイドラインのコミュニティでの承認
検討のためのUCoC執行ガイドラインの公開 2022年1月24日 公開済
執行ガイドラインについての会話 2022年1月 – 2022年3月 終了
会話の時間 #1 2022年2月4日 終了
会話の時間 #2 2022年2月25日 終了
会話の時間 #3 2022年3月4日 終了
承認投票の期間 2022年3月7日 – 2022年3月21日 完了
票の精査 2022年3月21日 – 2022年3月31日 完了
承認投票の結果発表 2022年4月5日 完了
ユニバーサル行動規範 第1フェーズ日程表
イベント/マイルストーン(各段階の目標日) 日付 状況
初期の調査とアウトリーチ(勧誘活動) ローカルの言語版ごとの聞き取り調査報告書の概要を公表 2020年6月15日 完了
提携団体へアウトリーチ:アンケート調査と聞き取り 2020年6月 – 7月 完了
コミュニティへのアウトリーチ完了、フィードバックのまとめ 2020年7月 完了
ウィキメディア財団職員のアンケート調査を完了、概要の作成 2020年7月 完了
草稿の作成 委員の募集:草稿委員会 2020年6月 完了
草稿委員の選出 2020年7月17日 完了
草稿委員会:草稿作成段階の開始 2020年8月 – 9月 完了
UCoC 草稿コミュニティ(訳注:委員会)のコメント作業期間 2020年9月 – 10月 完了
UCoC 草稿に対するコミュニティのコメント 2020年10月6日 – 10月12日 完了
理事会に検討を依頼したUCoC 草稿と、コミュニティのコメントへのリンク 2020年10月13日 完了
プロジェクト履歴(終了分)


履歴

UCoCは、 ウィキメディア 2030戦略プロセスならびにコミュニティとの対話に根ざす主要な方針の構想です。戦略グループはグローバルなコミュニティのウィキメディアンから聞き取り調査を行い、運動を2030ビジョンに導くために、10の推奨事項を進行させます。推奨事項のひとつである「安全と包括性をもたらすこと」には行動規範、すなわち UCoC の草稿作りが提示されています。UCoC はウィキメディア運動全体にわたるコミュニティ群でおこなった聞き取り調査によって、文化的な背景、それぞれのコミュニティに既存のローカルな方針を尊重しながら、施行と衝突解決の手順として作られました。これまでの行動規範に関するコミュニティ聞き取り調査はこちらのページをご覧ください。

UCoC 聞き取り調査は2段階で実施しました。第1フェーズは2020年6月から同12月で、UCoC はどうあるべきか、コミュニティからの調査と聞き取りを行いました。これは、ウィキメディア運動のあらゆる活動に適用するためにUCoC 方針にまとめられました。理事会はUCoC 方針の承認の表明を2021年2月2日に行いましたが、グローバルなコミュニティも個別のコミュニティもこの行動規範を承認したわけではありません。第2フェーズでは進行中のグローバルな対話ならびにUCoCの執行と適用に向けた提案の草稿作成を含みます。2021年2月に正式に始動しました。

2018年から2020年にわたり、ウィキメディア 2030 戦略プロセスは、未来に向けてウィキメディア運動を導く最善の方法を考えるために、ボランティアに呼びかけてきました。作業部会(ワーキンググループ)やオンラインの議論、対面型のイベントが世界各地で開かれ、私たちは10件の推奨事項ならびに原則を2020年5月に公表しました。そのひとつが「安全と包括性をもたらす」というものです。

私たちが確立を目指すものとは包括的で参加者を歓迎し、安全で嫌がらせ行為のない環境について、運動全般にわたる標準の確立です。これによって、私たちは、多様な新規参加ボランティアを惹きつけ、長くとどまってもらい、運動として成長することが可能になります。

この推奨事項の鍵となるのが、ユニバーサル行動規範すなわち UCoC の策定があります。その趣旨は"嫌がらせ行為を許さず運動全般の容認できる行動の基本線を示す" ことにあります。ウィキメディアのコミュニティ群は 非常に多岐にわたる文脈を備え、すべての状況や問題に対処できる行動規範などあり得ません。サービス規約を更新してそれを加えたなら、参加者とローカルのプロジェクトには UCoC に提示された基本線に沿って策定するように要請される予定です。

理事会の声明により、UCoC プロジェクトは2つのフェーズで進めます。最初のフェーズは ("第1フェーズ") 調査と コミュニティならびに利害関係者との対話、職員を配したボランティア-職員混成委員会 によるUCoC 文書案の草稿作成を行いました。文書案は2020年10月13日付で理事会の承認を受けました。理事会の承認の表明は2021年2月2日付です。

プロジェクトの2番目のフェーズ ("第2フェーズ") は2021年2月2日、理事会によるUCoC 草案文書の承認という第1フェーズの終了とともに始まりました。プロジェクト第2フェーズはUCoC執行の方法に注目します。第1フェーズ同様、責任分担を決定し、明確な施行の道順を示すためには、ウィキメディア運動全体のさまざまなコミュニティの意見を必要とします。

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