グローバル権限
このページではグローバル権限、特にグローバル・グループを提案および実施するプロセス、これらのグローバルな権利の使用の基礎となる原則、およびそれらの使用に関する制限について説明します。
原則
ウィキメディア財団のプロジェクトにおけるグローバル利用者の権限の原則は、ローカルのプロジェクトにはない機能を提供するために確立されています。グローバル権限は、ローカルプロジェクトの権利に取って代わることを意図したものではなく、全てのグローバル権限はそのような使用を管理するローカルの政策と一致して使用されなければならないのです。ローカルプロジェクトに特定のグローバル利用者の権限のポリシーが存在しない場合、同等のローカルにおいて権限を使用するためのローカルプロジェクトポリシーは拘束力があるものと見なされます。グローバルにおいて利用者権限を行使するユーザーがローカルのポリシーを確認していない場合、または言語の障壁のためにポリシーを読むことができない場合は、ローカルポリシーに違反するとグローバル権限が剥奪されることに注意する必要があります。
新しいグループの提案
新規または大幅に変更されたグローバルでの利用者グループに対する全ての提案は、全てのウィキメディア財団のプロジェクトのメンバーが参加できるような方法で、一定期間にわたり公開され、また議論されなければならないのです。最低でも、これにはすべてのプロジェクトの井戸端(または同等の)に関する通知、及び全ての主要な提案に関する監視リスト(もしくはSitenotices)を含めるべきです。
グローバル権限の不正使用
グローバル利用者権限を乱用すると、その権限は直ちに剥奪されます。乱用とは、意図的にローカルポリシーまたはグローバルポリシーに違反すること、確認していないかローカルポリシーを理解していないこと(言葉の壁を越えて)によって、ローカルポリシーまたはグローバルポリシーに一貫して違反することです。グローバル権限の乱用は、スチュワード伝言板または stewardswikimedia.org への電子メールで直ちにウィキメディアのスチュワードに報告するべきです。
グローバル・グループの割り当て
グローバル・グループの割り当ては、それぞれ特定のグローバル権限の使用を管理するグローバルポリシーに設定された基準に基づいて行われます。個々のグローバル権限のポリシーは、要求される信頼の厚さと、これらの要件が満たされていることを証明する方法を考慮に入れるべきです。
グローバル・グループへの参加と脱退
各プロジェクトには、Special:WikiSets経由で特定のグローバル・グループをオプトイン、またはオプトアウトする技術的な機能があります。オプトアウトのプロセスは、政策合意を達成するためのローカルのプロセスに従い、ローカルプロジェクトによって開始されるべきです。